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あのお泊まりから数日
今でも頭の中は、正門くんの彼女疑惑でいっぱい
椅子に座りながらそのことを考え中
(自分の気持ちを伝える伝えないとかやないけど、好きな人に好きな人おったらそりゃ誰だって落ち込むやろぉ…)
リチャ「Aさっきからなんや落ち込みすぎちゃう?」
『え?……バレました?』
リチャ「おん、分からん方がおかしいくらいの落ち込みっぷりやで」
今日はリチャくんとの二人ロケの日
現在絶賛休憩中
リチャくんも同じく近くの椅子に座っていた
リチャ「どしたん?なんかあったら聞くで。的確なアドバイスとかはできんかもしれへんけど」
『あの、、お仕事のことやなくて正門くんのことで』
リチャ「正門?正門がどないしたん?」
『その…………正門くんって、彼女おるんですかね……』
リチャ「……は?なんで?そんな急に」
そこで私はこの前のことを包み隠さず話した
歯ブラシのこと、服のこと、食器のこと
リチャくんは頷きながら、親身に聞いてくれた
リチャ「それはたしかに気になるな…」
『ですよね!?歯ブラシや食器ならまだ分からなくもないですけど、洋服までってなると…』
リチャ「彼女かどうかはさておき、家に出入りする女性がいるってことは間違いないと思うわ」
『家に出入りするような女性って、やっぱり彼女しかない気するんですけど…』
リチャ「そんなことないやろ、母親っていう可能性あるやん?」
『なるほど、お母さんなら考えられますね』
彼女がいるかもしれないことで頭がいっぱいやったから、お母さんという可能性はちっとも考えてなかった
リチャ「まぁ一番は本人に確認することやな」
『ですよね、、うぅーんでも聞きづらいな』
リチャ「すぐやなくてもいつかは聞かんとな。俺もちょっと探り入れてみるわ」
『なんやすみません、こんな話に付き合わせてしもて』
リチャ「別にええよ。一人で溜め込んで仕事やプライベートに支障出るより、誰かに話して少しでもすっきりした方がええやろ」
スタッフ「お待たせしました!草間さんと姫野さん、もうすぐロケ再開しまーす!」
リチャ「ほら、そんな落ち込んだ顔やなくて笑顔でな」
『はい!』
椅子から立ち上がりロケ現場へ向かう先輩の姿はとても頼もしかった
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タピミル(プロフ) - 更新待ってます! (2022年9月5日 2時) (レス) @page16 id: ee2a92e956 (このIDを非表示/違反報告)
HIKARU(プロフ) - 続きが気になります (2022年8月30日 1時) (レス) @page15 id: 274ae1ab60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えいり | 作成日時:2022年1月16日 21時