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世の中には分からなくてもいいことが沢山あると言うが、これもその内に入るのかも知れない…
知らぬが仏とも言うではないか。
うんうん。諦め……
TH「Aー、次体育だって。一緒に行こ?」
…でも知りたい!!!
でも…こ、こんな純粋無垢なテヒョンが女の子を抱いてるなんてことは無いはず……。
だって。だって。高校一年生からの友達なんだぞ。
…テヒョンを信じなくて、どうする。
『う、うん。行こう。』
TH「Aの好きなバスケだ、やったね」
『やった!?』
TH「…え?」
『……あっ…な、なんでもないデス……』
挙動不審である。
やったと言う言葉に明らか敏感になってる自分に普通に引く…
き、気にしない気にしない。
大丈夫だ。多分。
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JM「おーっす。」
TH「あれ、ジミナ?」
『なんでここに居るのさ』
JM「…お前ら知らなかった?今日学年合同体育。」
『…あ、忘れてた』
JM「馬鹿だろお前」
『すもすも…』
JM「……あ、ちょいちょい、」
『ぐぇっ』
ジャージの裾を後ろに引かれ慌てて後ろ足で進む。
なんだなんだと耳を貸してと言うジミンに耳を貸した。
JM「お前、結局テヒョンとはどうなった訳?」
『…あぁ、そ、それはですね……』
言うべきか。サランちゃんがテヒョンに一昨日抱かれたと言っていた事は言うべきなのか。
で、でもジミンにはもう相談してる訳だし…言ったほうがいい…のかなぁ…。
と、話そうとしたその時。
TH「ジミン。」
JM「あ、テヒョンア、どうした…?」
TH「A、返して。」
腕を引かれた。
転びそうになった所をなんとか足の小指の力という力を使って耐えた。
JM「ご、ごめん。招集かかってるし行くわ!」
『えっ、ちょ!ジミナ!それは無いだろ!!』
JM「また昼休みな!!じゃ!」
おぉおおおい!!!!私は一体テヒョンとどんな話をすりゃあいいんだよ!
シーン、といつものうるささが嘘のように静かなテヒョン。
き、気まずいよー…周りの皆んなのうるささに今絶賛救われ中〜…
TH「俺には秘密の話?」
『え、あ、うん…そう、かなぁ…』
や、やっべぇ。流石に怪しまれたか。
死を覚悟した。
TH「今日、Aって塾だっけ?」
『え、あ、うん…き、金曜日だからね…?』
TH「へぇ…そっか。じゃ、早く行こ。」
『う、うん…?』
なんで聞かれたんだろう。
そうも思ったけれど、大好きなバスケによってこの疑問は打ち消された。
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あひる(プロフ) - うぎゃあ…!最後の方は胸がキュンキュンしっぱなしでした (2019年7月16日 19時) (レス) id: 38339f5ea3 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - ミロさん» ミミミミミミロさんじゃないですか…!!密かに大ファンをやらせて頂いてます、コメントしてくださり有難うございます…!!これからも頑張ります! (2019年7月15日 17時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - いつき様 完結おめでとうございます(o^^o)影ながら読ませていただきましたが、すごくすごーく面白かったです(//∇//)ハラハラドキドキで最高でした!!これからも応援してますっ!(*^ω^*)素敵なお話をありがとうございました!! (2019年7月15日 12時) (レス) id: e16d743026 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - ふぃさん» ありがとうふぃちゃんんん!!えへへ、いつも見てくれてありがとね。愛してるわよん!! (2019年7月13日 14時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃ(プロフ) - うわんおめでとういつちゃん!!!! (2019年7月13日 12時) (レス) id: 2a412b3300 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いつき x他2人 | 作成日時:2019年6月24日 22時