【BTS】ある日、友人の変な噂を耳にした。

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『さ、サランちゃん……』


「は？誰あんた」



『キム・Aと申します…え、えっと、聞きたい事がございまして……』






や、やっべぇ。私今めっちゃ可愛いギャルっ子と喋っちゃってるよ。

ごめんなさい本当にこんなブスが喋りかけてごめんなさい。






『て、テヒョンさんはご存知でしょうか？』


「テヒョン？それが何？」





『………テヒョンさんとは…一体どんな人か…分かりますかね…？』







サランちゃんはこの学年でも有名な男たらしだと言う。


見た目は超可愛い女の子。テヒョンと同じ金髪がキラキラと輝いている。

そしてこの生足。私の2分の1の細さ。どういうこった。




そして、トイレでテヒョンの話をしていた張本人であーる！！








「知らないの？」

『…え？』





「あいつがマジでやばい性格してるって事。それに私一昨日テヒョンとヤったばっかだけど」









身体が固まった。




て、テヒョンと…サランちゃんが…お、一昨日…やった…だと…！！？





『ほ、本当ですか！？』


「私が嘘つくとでも思ってんの？」


『いえ決してそんなわけではございません失礼致しました』






こんな可愛い子に質問責め出来るほどの人権は御座いませんので、
そのままサランちゃんの教室を退出。








…や、やっぱり……本当なんだ…。




ジミンが言っていることとも辻褄が合う。









『じゃあやっぱりテヒョンはヤリチンだっつうのか！？！？』





…で、でも隠し事はしてないって言ってたし…テヒョンのことを信じれば良いのか……


いやいや、ジミンもサランちゃんも言ってるんだぞ。多数派の方を信用すべき…









……嗚呼、神様。


もう私には、友人のことが理解できません。

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