【BTS】ある日、友人の変な噂を耳にした。

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終始変な雰囲気のまま登校し。
授業中も話しかけられ、昼休みも捕まり、ただ今お昼ご飯を食べています。






TH「A、明日から夏休みだよ！！どうしよ！」




…ま、待ってくれ。


にしても。ふ、普通すぎる。





いや、それに越したことはないけれど。

わ、私はなんかもっとこう、2人の距離感が絶妙な感じになるんじゃないかって思ってて……






TH「えへへ。俺、夏休みすっげえ頑張るつもりだから。



俺に惚れてね、A。」





や、やめるんだ！！！


私をいじめないでくれ！！恥ずかしすぎて死にそうだ！！！





て、テヒョンは多少なりとも女の子と遊んだことがあるから耐性ついてるだろうけどなぁ！


私みたいな生涯非リアみたいなヤツにはちょっと刺激が強いんだよ！分かるでしょう！！




TH「明日は夏祭りもあるし。いひひ、楽しいこといっぱいだね！」




…うっ…ま、眩しい。


なんちゅうキラキラ感……！！







『そ、そうだテヒョン。明日の予定立てよう！』

TH「あ、そういえば時間とか決めてないや。どうしよっか。」





…今更だけれども。私達は2人っきりで夏祭りに行くことになっている。


つ、つまりこれは。








完っ璧なおデートではないですかぁああ！！！






『…3時くらいから行こっか……』

TH「うん、そうしよ！入り口のとこ集合ね！！」

『了解でごわす……』




どっと疲れた。


テヒョンのせいではなく私が心の中で騒ぎすぎたせいである。








…はっ、待てよ。





お、お祭り。2人きり。おデート。


こ、これはまさに。あれか。あれなのか。







私が…こ、告白の返事をするチャンスなのではないか。





これを逃したらチキンな私は返事を返せない気がするのです。


…あ、いや、だめだ。

へ、返事決めてない。







TH「ねね、A。」


『…はっ！！……な、なんでございましょうか…』









TH「俺、一応キスはうまいよ。」








いひひと笑いながらそう話すテヒョン。









『なにとんでもないこと言っちゃってんの！！？？』







ああ、神様仏様。

どうか、こんな私達に、平和が来ますように。

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