5 ページ5
.
部活が終わり教室で机に入ってたものを鞄に突っ込んでいた時。
TH「A!一緒に帰ろ!!」
威勢良くテヒョンが教室の扉を開けた。
『う、うん……』
だめだ。
どうしてもこんなに純粋そうなテヒョンをいやらしい目で見ることしか出来ない…。
いやキモいよって話なんだけどさ。で、でもほら。友達がヤリチンって。しかも初耳。
…わ、わからない…キム・テヒョンが分からないのである。
TH「……ねぇ、今日本当にどうしちゃったの?」
下駄箱で靴を取り替えながら私にそう聞いてくるテヒョン。
お前のせいだわ、と言える勇気はなく。
『な、何にもないから』
TH「嘘つき。隠すの下手すぎなんだけど。」
『嘘じゃないって!』
TH「じゃあなんで目逸らすの。」
見れんわ!!いやらしい目で見ちゃうだろうが!!
それもこれも全部私が悪いよって話なんだけどさぁ!!!おい!!
『…えっと……その、テヒョン?』
TH「なぁに。」
聞くべきか。
これでデマだとしたらテヒョンを傷つける事になってしまう!!
…で、でも……もし…本当だとしたら……………。
『や、やっぱ無理!!!!』
結論。
やっぱ無理。
TH「………はぁ!?」
『帰る!!ごめんテヒョン!!』
TH「ちょっ、は!?なんなのマジで!!言ってよ!!」
『あ、明日!明日言うから!!ばいばい!!!』
そう言って逃げ出した。猛ダッシュ。もう一生分の走りをする勢いでダッシュした。死ぬかとも思ったけど後ろからテヒョンが追いかけてきてると思うと全速力で走れた。
どうしよう。
勢いで明日言うからとか言ってしまった。
いざとなるとちょっと、ほら。分かるじゃん。緊張するじゃん。デマ情報確認とかさ!!
…私が、イメージを押し付けすぎてるだけなのだろうか。
“ テヒョンくんって相当ヤリチンらしいねぇ ”
今私が見てるテヒョンは、なんなんだろうか。
2230人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あひる(プロフ) - うぎゃあ…!最後の方は胸がキュンキュンしっぱなしでした (2019年7月16日 19時) (レス) id: 38339f5ea3 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - ミロさん» ミミミミミミロさんじゃないですか…!!密かに大ファンをやらせて頂いてます、コメントしてくださり有難うございます…!!これからも頑張ります! (2019年7月15日 17時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - いつき様 完結おめでとうございます(o^^o)影ながら読ませていただきましたが、すごくすごーく面白かったです(//∇//)ハラハラドキドキで最高でした!!これからも応援してますっ!(*^ω^*)素敵なお話をありがとうございました!! (2019年7月15日 12時) (レス) id: e16d743026 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - ふぃさん» ありがとうふぃちゃんんん!!えへへ、いつも見てくれてありがとね。愛してるわよん!! (2019年7月13日 14時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃ(プロフ) - うわんおめでとういつちゃん!!!! (2019年7月13日 12時) (レス) id: 2a412b3300 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いつき x他2人 | 作成日時:2019年6月24日 22時