【BTS】ある日、友人の変な噂を耳にした。

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部活中。ぼっちながらに頑張って筋トレをしていた時。

ここで私はまた馬鹿な考えが思いついた。







『尾行すれば完璧じゃん！！！』






題して。


謎の存在キム・テヒョンの放課後を尾行するの会である。





な、なんと完璧すぎる作戦…自分でも感動する！！


今日は金曜日。塾の日である。

そう、見張りではなく尾行をしようではないか！！



これでバレずにいける。これは流石にいけるわ。


うわっ！！自分の天才さに困っちゃうなぁ！！はっはっは！！





『そうと決まれば実行！！』






JM「なにを？」







『ほわっち！！！！！だ、誰だよ驚かしやがって！！！




………あ、じ、ジミン………？』






後ろからぬるっと聞こえてきた声に身体が飛び跳ね慌てて距離を取ってしまった。


振り向くとそこには呆れたような顔をしたジミンが立っていた。




な、なんて懐かしい。


喧嘩して1日しか経っていないのに5年ぶりくらいの感覚。






JM「……で？なにを？」


『あ、な、なんのことデスカ』


JM「とぼけんな。」





話を逸らそうとしたが全部聞かれていたらしい。


…あれ？そういえばジミンって私と絶交するんじゃなかったか？







はっ…！！も、もしかして…！！！


許してくれたの！！？嫌いじゃなくなったの！？









『じ、ジミナぁあああああ！！！！』






感動のあまり抱きついてしまった。


どっちも汗だくでキモいがそれでもいい気がした。






JM「っわ、な、なに、重いしキモい」





『絶交したくなるくらい自分勝手なこと言ってごめんねぇええ！！我が友よ！！』






JM「……ん？お前今なんて言った？」




『え？…あぁ、我が友よ？』



JM「違う、その前。」




『…え？…えっと…じ、ジミンが私と絶交したいって言ってたから…自分勝手すぎたかなーと…』







なんか変なことを言ってしまったか。



また喧嘩になるのだけは勘弁してくれ。寂しくて泣いてしまう。









JM「…僕、絶交したいなんて一言も言ってないけど。」







『………え？』









また、歯車が動き出す。

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