【BTS】ある日、友人の変な噂を耳にした。

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た、確かに言い過ぎだったかもしれないけど。絶交するほどだったとは思わなかった。

ショックがでかい。重い。む、虚しい。





…ほ、本当のことを言っていたのか知れない。

私の言い方が悪かった…？


い、いや。でも。私はテヒョンが大事だから嘘をつくなと言っただけで…。






だぁああああ…わ、分からない…。


テヒョンもジミンも、よく分かんねえよぉ……。








TH「まずかき氷シロップの話で絶交するくらいジミンの器が小さいことに驚くよねぇ。」


『い、いやまぁ、それは…』





TH「ジミンって実は性格悪いのかなぁ。っはは。」





私のせいで。



私のせいで、ジミンがこう言われているのだ。


怒らせてしまったのは、私のせいなのに。





『ち、違っ』



TH「Aもそう思うでしょ？」







言葉を遮られて、それでもテヒョンは笑っていて。



なんだか胸が痛くなった。

ジミンとテヒョンは親友同士で。私がその仲を引き裂こうとしているのかも知れない。








『わ、私……忘れ物したから、取りに行ってくる、』






チキンな私はその場から逃げ出した。

決して重苦しい雰囲気ではなかったが、私にとっては息苦しかった。





もう無理だ。




テヒョンのことも、ジミンのことも、最近は散々だ。


テヒョンは女誑しと噂され、ジミンには嫌われ。もう訳が分からなくなってきた。









『じゃあ誰が本当のことを言ってるって言うのさ！！？』







馬鹿な私には、もう整理するので精一杯だ。

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