【BTS】ある日、友人の変な噂を耳にした。

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TH「え？ジミナと喧嘩した？」



次の日の朝。

テヒョンに昨日のことを相談しに行くと、テヒョンは興味津々そうに話を掘り下げてきた。




『そう、なんです…』

TH「なんで？」



あ、やべ。墓穴掘った。




『…えっ、と………そ、そう、かき氷シロップの味はブルーハワイかいちごかで迷ってて』


TH「え、超くだらないじゃん。」




慌てて思い付いた話題。

ほんとにくだらねえじゃん！？


でもテヒョンは信じてるからそれでいいですね。うん。





『ははは！だよねぇ！！？私もそう思ったよ！』




TH「んで？仲直りしてないの？」


『…まだです』




TH「する気は？」


『…分からないよぉおお！！！』





机にうつ伏せた。


10割私悪いじゃん。確実に私が馬鹿だったじゃん。

て、テヒョンが私を騙してて…私は騙されてて…。




頭の中がぐるぐるとなる。


ジミンは本当のことを言っていたのかもしれない。
で、でもテヒョンは普通だし、サランちゃんの話は出さないし…。






TH「そういえばさぁ。」


『う、うん？』









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TH「ジミン、もうAと絶交するって言ってたよ。」






『…………え？』






ぴくり。






Aと絶交。絶交。




テヒョンが笑いながら言った言葉が、頭の中でこだました。









TH「Aのこと、うざいって言ってたよ？」





『…え、あ……ほ、ほんとに…？』









TH「うん、登校中に言われてさぁ。




酷いよね、ジミンって。」







頭が真っ白になった。


ぽかん、とテヒョンを見つめているといつも通り口を四角にさせて笑ってきた。









TH「大丈夫だよ、俺はAの味方だからね。」









私は、ジミンに嫌われてしまったらしい。

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