【BTS】ある日、友人の変な噂を耳にした。

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ジミンとカフェに行った夜。

その時、私はイケメン俳優が出演する恋愛映画を観ながら主人公を自分に置き換え気持ち悪く笑っていた。多分他人から見たらもう不審者どころの話ではないが許して欲しい。


ポテチが最後の一枚になってしまったその時だ。



プルルルル。電話が鳴った。

何故だろうか、この後の展開が予想できる…





こ、これこそフラグ！！！






『あ、あい……』





TH「やっほ。起きてる？」

『起きてなきゃ電話出ないです……』


TH「なんで敬語なのさ。」





アンタのせいで私は長く悩んでいるからだよどうしてくれんだ！！


…とは言えず、適当に流すとテヒョンは電話越しにケラケラと笑ってまた話してくる。








TH「明日遊ぼーよ。」



『……えっ』





TH「家の外出るの嫌いだから俺ん家集合ね」


『え、まっ、ちょ』





TH「いいよね？暇だよね？」




『…あ、……えっと…う、うん』





TH「いひひ、じゃあ決定。10時ね。約束だよ。」





ブチッ。電話が切られた。



高速過ぎる撤退。電話した時間約30秒…。





お、おいおい。私はどんな顔してテヒョンと会えばいいってんだ。

ってか約束の仕方無理やり過ぎるんだよ！！早かったよ！言い方がずるいんだよ！！！




む、無理だよ。むり。死ぬ。行きたくない。行きたくない。


注射に行く子供かのように明日が来て欲しくないと願う。



そ、そうだ…！！

明日体調悪くなったって言えば遊ばずにいれるのでは！！？









…いや、でも……まだ確定してないわけだし…。








さ、流石に可哀想か…？




…うむむむ……でも気まずくなる事は確定事項だし…

い、いやいや。でもテヒョンの女誑し疑惑の決定的証拠があった訳でもない。








『…じゃあもうどうすれば良いのおおおお！！！！』








嗚呼、神様。

どうか、私に救いを手を…

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