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解決策が思い浮かばない私。
ここで、まだある作戦を思いついてしまった!!
『ふふふふふ、ここだったらバレるまい!』
JM「マジ変態すぎるんだけど…ってか塾は?」
『そんなの電話で家の事情で遅れると言ったらちょちょいのちょいだわ!』
JM「あっそ……」
そう!真実は目で見て知れ!見張り作戦だぁ!!!
確か私が塾の日はテヒョンが女の子を連れて空き教室でこもっていたと言うので、
私とジミンは今廊下の角に隠れて空き教室を監視中である。
なんか見たことのない場所を冒険する時のような気分…。
うきうき。わくわく。そんな気持ちのまま私はジミンを放課後に誘い、今に至る。
JM「あー、まだ来ないしトイレ行ってくる」
『ちょ、少しぐらい我慢してよ!』
JM「無理漏らす」
『来たらどうすんのさ!』
JM「別にそこまで便所に時間かかんないから。ちょっと待ってて」
ぐしゃぐしゃと私の頭を撫でてトイレに行くジミン。
くっそお!探偵ごっこは皆んなでやるものだろうが!
1人で空き教室監視するとかもう不審者だよこんちくしょうめ!!
う、うわぁ、なんか1人になった途端に不安になってきた。
本当に女の子を連れてきてしまうのだろうか。うう、吐きそう……
と、その瞬間だった。
.
.
.
.
「なにしちゃってんの?」
.
すぐ背後だった。
耳裏で、そんな低い声が聞こえてしまった。
『ひいいいい!!!だ、誰か!……って……あ、あれ…?
…て、テヒョン?』
慌てて振り向くと、そこには立ったまま腰を屈ませていたテヒョンの姿だった。
TH「今日塾だよね?何してるの?」
その顔は、とても楽しそうに笑っている。
『あ、えっと、……わ、忘れ物しちゃって、』
TH「ほんとに?」
『うん、マジマジ……』
何故ここに?
ということは、本当はデマだったのか?
そんな疑問は沢山あったけれど、まずは目の前のことにいっぱいいっぱいだった。
TH「へー……ならいっか。帰ろう?A。」
『…う、うん…』
…結局、何も分かることはなかった。
あぁもう!!どうすんだってばよ!!!
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あひる(プロフ) - うぎゃあ…!最後の方は胸がキュンキュンしっぱなしでした (2019年7月16日 19時) (レス) id: 38339f5ea3 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - ミロさん» ミミミミミミロさんじゃないですか…!!密かに大ファンをやらせて頂いてます、コメントしてくださり有難うございます…!!これからも頑張ります! (2019年7月15日 17時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - いつき様 完結おめでとうございます(o^^o)影ながら読ませていただきましたが、すごくすごーく面白かったです(//∇//)ハラハラドキドキで最高でした!!これからも応援してますっ!(*^ω^*)素敵なお話をありがとうございました!! (2019年7月15日 12時) (レス) id: e16d743026 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - ふぃさん» ありがとうふぃちゃんんん!!えへへ、いつも見てくれてありがとね。愛してるわよん!! (2019年7月13日 14時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃ(プロフ) - うわんおめでとういつちゃん!!!! (2019年7月13日 12時) (レス) id: 2a412b3300 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いつき x他2人 | 作成日時:2019年6月24日 22時