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彼と会うくらいなら、死んだほうがましだ。

熱を出して保健室で休んでるところを、制服を切られて「可愛い」と笑われた。
そこからがトラウマだった。


ある夏、遠くに引っ越したはずのチョンジョングク(恐怖の塊)は、いつの間にか戻ってきていた。









そんな、店内に入って5秒後の悲劇。









「わあ、偶然だね。」




『…え?』









嘘だろ。








待ってくれ。








こんなの、ありえない。











『っ、あ、ご、めんなさ、』









顔を見た瞬間、昨日と同じ恐怖。



慌てて引き返そうとしたその時。








「逃げんな。」









そう、腕を掴まれた。






あ、死んだ。

これ、私もうダメだ。





最悪だ。


さいあく、だ。






焦りからか頬や背中に冷や汗が滴って、視界が歪んだ。





逃げなきゃいけない。

どうしたものか力が入んなくて、身体中から血の気が引くのが自分でもわかる。









「連絡先捨てたの?」


『え、っと、その、』






「僕寂しかったなぁ」







迫られた。



めっちゃ怪しく笑っているはずなのに、その笑顔が怖かった。

泣きそうになったところを笑われる。
昔からそうだ。


泣けば泣くほど、おもしろいと笑われた。







「携帯出して。」

『…な、なんで、』

「僕の連絡先、必要でしょ?」





まったく必要じゃない。

そう思っても言えるわけなんかなくて、必死に言葉を飲み込んだ。
言ったらダメなことぐらい私みたいな馬鹿でもわかるんだ。


渡す前にポケットから携帯を取られて、勝手に携帯をいじられた。


人に触られることなんかないからパスワードなんかかけてない。
初めて自分のずぼらなところを恨んだ。

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テテLOVE - とても最高でした!!! もうちょっと、続き見たかったーww こういうグクもokですなーーー (2019年12月7日 19時) (レス) id: 817c01a749 (このIDを非表示/違反報告)
yka.(プロフ) - 完結おめでとうございます!本当にこの作品大好きです…私も狂愛チックなお話が大好きでして…(( 次の作品も楽しみにまっております、!! (2019年10月27日 0時) (レス) id: 537e4a64df (このIDを非表示/違反報告)
SIN-KYO - いえいえ!私も大人の知恵熱というものを知らなかったですし、名前のやつも自分のだけ反応してなかったのでは…と心配していたので合っていて良かったです(^^)とてもこの作品も面白かったですよ! (2019年10月16日 18時) (レス) id: 467b8a1d7b (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - SIN-KYOさん» 有難うございますっっ…!!本当こんなぽんこつ作者で申し訳ないです笑 (2019年10月15日 21時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
SIN-KYO - 35のはじめの方だと思うのですが…私の勘違いだったらすみません(汗 (2019年10月15日 20時) (レス) id: 467b8a1d7b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いつき x他1人 | 作成日時:2019年10月10日 22時

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