検索窓
今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:17,563 hit

433、惚れた弱み ページ12

『何処に貼ろう…。』

貼らなくてもいい…それは重々承知しているけれど。

どうしても何処かに貼りたい。

だって涼介とのツーショット。

数少ないツーショット。

…好きな人との、ツーショット。

こんなのどうやったって嬉しいに決まってる。

どうしたって、何処かに貼りたい。

…そういえば。

『涼介は何処に貼ったんだろう。』

涼介のプリクラもなくなってたから何処かには貼ってるはず…。

でも…何処に?

うーん、と頭を悩ませていると意外な人からのメール。

『…流星さん?』

珍し…くもないか。

流星さんが麗奈ちゃんのことを好きなことを知ってから、よく流星さんから相談メールが来る。

と、言っても私自身恋愛経験なんてないわけだし…相談になってるのかどうかは微妙なところ。

まあ、そんなわけで頻繁に…というほどじゃないけど、一週間に一回くらいの頻度でメールが来る。

…あれ、割りと多いな。

それに、つい先日も流星さんからメールが届いたばかり。

何か進展があったとか?

様々な仮定が浮かんでは消えていく。

手っ取り早くメールを見てしまえばいいだけの話なのだが、つい頭の中でいろいろ考えてしまう。

そして、流星さんからのメールを開いた私は一気に顔が暑くなるのを感じた。

『…涼介のバカ…。』

早速バレてるじゃん…。

…何で私が恥ずかしがらなきゃいけないんだ…。

でも…。

『あー…これが惚れた弱み…ってやつなのかな…。』

…すっごい嬉しいんだよなぁ…。

434、敵わない→←432、立場



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
74人がお気に入り
設定タグ:山田涼介 , Hey!Say!JUMP , SexyZone、中山優馬   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さくらもち | 作成日時:2017年5月10日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。