第十三話 ページ15
懐かしい。
この面を見つめていると、昔を思い出す。義勇と錆兎と私は同い年だった。
誰よりも早く鱗滝さんの弟子になり、鬼殺隊に入った私。
ある日、任務を終えて帰ろうとしていたところで鬼に家族をやられた錆兎を見つけた。そしてその数日後、義勇を見つけた。
二人共家族を失った悲しみ、絶望の匂いがした。でも、微かに憎しみ、怒りの匂いもした。
『(この子は、強くなる。)』
私はそう感じると鱗滝さんのもとへ連れていった。
その後も二人を任務の合間に見に行って、いつしか親友になっていた。
四人でご飯を食べて、任務の話や修行の話。色んな話をした。
たまに三人で寝たこともあった。
麗「…大丈夫？」
『うん、考えごと。』
思い出から現実に戻った瞬間。
ウゥーーーーーー！！！！
緑「警報！？」
【セキュリティ３が突破されました。生徒の皆さんはすみやかに屋外へ避難してください。】
周りの人たちが慌てている。
緑谷くんたちも慌てた様子だった。もし敵が来たとしても迎え撃てばいいだけなのに。
人混みに巻き込まれ、緑谷くんたちは消えていった。
『(…一人でご飯って、寂しい。)』
さっき思い出してしまったから尚更。
そんな事を思っても仕方がないので、食べ終わった食器を片付ける。
帰り際に外を見てみると、壊された雄英バリアが見えた。
…マスコミの仕業ねぇ。
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らびりあ04-子げ茶(プロフ) - 優芽さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年5月16日 1時) (
レス) id: 876d1986bc (このIDを非表示/違反報告)
優芽(プロフ) - いえいえ。訂正ありがとうございます！これからも、更新楽しみにしてますので、頑張ってください！ (2020年5月15日 20時) (レス) id: aed56382a1 (このIDを非表示/違反報告)
らびりあ04-子げ茶(プロフ) - 優芽さん» 確認不足でした、申し訳無いです...。ご指摘ありがとうございます。 (2020年5月15日 0時) (レス) id: 876d1986bc (このIDを非表示/違反報告)
優芽(プロフ) - 設定の方では、名前変換はしっかりとされているのですが、本文では、されていませんでしたが、ご確認お願いします。 (2020年5月14日 17時) (レス) id: aed56382a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らびりあ04-子げ茶 | 作成日時：2020年5月11日 16時
