【佐々木と宮野】かっこいい先輩。【半澤】

委員会仲間。 ページ8

白石side



最初の委員会は仕事の説明、自己紹介等だった。



半「はい、俺は2年の半澤。副委員長やってます。」

平「あぁ〜、同じく2年の平野です。」



半澤さんは勿論の事、平野先輩も知ってる。鍵浦が偶に相談しに来るから。


そして、俺ら1年の番になった。



？「えっと、1年の宮野です！よ、よろしくお願いします。」

『1年の白石です。よろしくお願いします。』



特に言うことも無いのでさっさと終わらせたが、宮野くんが何故かこちらをチラチラ見てくる。


なんだろう、ちょっと印象悪かった？


まぁ、この見た目で印象を良くするなんて難しいし、いいか。


正直髪は染めてるし、ピアスは開けてるしで本当に風紀委員をやっていいのかはわからないが、平野先輩も俺と変わらないからいいだろう。


そんな事を考えていると、委員会は終わっていたらしく、宮野に話しかけられた。



宮「し、白石くん、皆帰って行ったよ。」



気付けば皆ちらほら帰り、教室には５、６人しか残っていなかった。



『あぁ、ありがとな。』

宮「う、うん！」



と、そこで話は終わった筈なのに、宮野はまだチラチラ見てくる。



『…宮野。』

宮「！？…なに？」

『あぁ〜、一緒に帰るか？』

宮「え、いいの？」

『帰る方向一緒かはわかんねぇけど。』



なんて言いながら、一緒に帰ることが決まった俺らは隣を歩く。


さっきチラチラこちらを見ていた理由を聞くと驚いていた。



宮「ば、バレてた？」

『あぁ。』

宮「いや、副委員長と仲いいのかなって…。」

『あぁ〜、友達のルームメイトなんだよ。』

宮「っ！そ、そうなんだ…(ライバル出現！！)。」



それから帰り道が偶々一緒だった俺らは色々話して仲良くなって帰った。



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宮野 由美(みやの よしかず)

・風紀委員
・1年
・隣のクラス

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