ドS…? ページ7
白石side
入学式から数日が経ち、今日は初めての委員会の日だ。
正直緊張する。今まで委員会をやった事が無いのもそうだが、目の前にイケメンが居て俺は大丈夫なのか。
黒「白〜…あぁ、今日は委員会の日だったね。がんばれ。」
『別に、頑張ることなんてないだろ。』
黒「まぁ、どうでもいいけど。明日進展あったか聞かせてね。」
『なんのだよ。』
そう言ってさっさと帰って行った黒。
俺も委員会行くか。
__________
風紀室に行くと、5人程がもう着いていた。
その中に半澤さんを見つける。
どうしよう…、話しかけたい。
好きなんて感情はひとつもない。ただ、かっこいい。これは憧れに近い感情だ。
話しかけたいけど、俺は黒の様なコミュ力は生憎持っていない。
どうし____半「…白石くん?」
『え?』
半「あぁ〜、白石くんであってる?」
『は、はい!』
急に話しかけられて多少驚きはしたものの、嬉しさも込み上げてくる。
かっこいい。
柔らかい雰囲気の笑顔が、緊張している俺に合わせたような口調が。
半「ごめんね、急に。この前黒羽と一緒に居たじゃん?黒羽からいっつも話聞いてたから気になってたんだよ。」
『へ、変なこと言われてませんか?』
そう聞いた瞬間、今まで笑顔を閉じられていた眼が一瞬開いた。
が、それは気の所為かと思うほどのほんの一瞬で、また笑顔に戻っていた。
半「変なことか、さぁね?」
『え…。』
半「言われてヤバい事でもあるの?」
『あ、いや、特に…?』
半「ふふ。まぁ、風紀委員になってくれて嬉しいよ。」
そう言って離れていった半澤さん。
かっこいいのだが、さっきのはなんだ。
なんだか、心臓がバクバクいっている。
委員会が、始まった。
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なめこ。 - 主さんは半澤先輩推しなのかな?私は新橋くん推しです。ツンデレなところがかわいい… あ、よろしければネッ友になってくれませんか?!更新いつでも、どこでも、待ってまーす! (2022年7月25日 3時) (レス) id: 21be8de4e4 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ。 - うぉぉぉぉぉ!!あ、叫んでしまって申し訳ありません。はじめまして。なめこ。と申します。あの、控えめに言って神作だと思います。半澤先輩の物語をここまで作り上げるとは…もう、凄いじゃ言い切れません!この作品に出会えて良かった…! (2022年7月25日 3時) (レス) id: 21be8de4e4 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙光里(プロフ) - うわああああああウラツク内ではすっくないささみゃーの小説がこんな神作なんて…!すごいと思います!続き、楽しみにしてます!それとすっごい細かい指摘なんですが宮野くんの一人称は僕じゃなくて俺ですよ!!更新めちゃめちゃ楽しみにしてます!!! (2022年2月3日 10時) (レス) id: c1ebef8efe (このIDを非表示/違反報告)
いおり - 半澤さんの垣間見えるどエスが・・・。読みながら発狂してました。私も半澤さんをblの世界に引きずり込みたくて、この小説を見つけた時は運命かと思いました。これからもお体に気をつけて更新、頑張っていただけたらと思います。陰ながら応援させていただきます。 (2019年7月19日 22時) (レス) id: 72842f6fe9 (このIDを非表示/違反報告)
?Lia4?(-^〇^-)(プロフ) - ( -ω- `)フッさん» ありがとうございます!作者も少ないな〜と思って自己満で書いております!!鍵平は本当に推せますよね...これからもどんどん入れていこうと思います!! (2019年1月5日 21時) (レス) id: 876d1986bc (このIDを非表示/違反報告)
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