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出会い。 ページ14

白石side



ビックリした俺だが、そのまま無言で居るのも失礼にあたると思ったので、驚きを顔に出さぬよう気をつけた。



『先輩って呼んでいいんですか?』

半「逆になんでダメなの?宮野は読んでるのに。」

『…確かに。』



そう言うと、何が面白かったのか、半澤さんは吹き出す。



『何が面白いんですか…。』

半「いや?まぁ、これからは半澤先輩ね。」



わかりました。そう言うと、また新たな質問をしてきた。



半「そう言えば、黒羽の家って何処なの?」

『?黒の家は俺ん家よりずっと向こうですよ。』



そう言って駅と反対、俺の家の更に向こう側を指さした俺を見て、半澤先輩は驚いた。


どうやら、幼馴染みイコール家が近いと思っていたようだ。



『あんまり近く無いですかね。偶然幼稚園からずっと一緒になっただけですよ。』

半「ふーん、なんで仲良くなったの?」



そう言われて、昔のことを思い出す。



_________



幼稚園時代、俺は人見知りだった。


周りが友達を次々作っていく中、俺は話しかけられても終始無言。それを続けていると、皆面白くないのか、諦めて俺から離れていった。その為、俺はボッチを極めて居たのだ。


そんな俺とは打って変わって、当時からコミュニケーションおばけの黒は、兄がいる為か所謂マセ餓鬼であった。


そんな性格の彼は周りから見れば少し大人に感じたのだろう。人気者の彼の周りにはいつも沢山の人が集まっていた。

思い出。→←呼び方。



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設定タグ:佐々木と宮野 , 男主 , 半澤
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なめこ。 - 主さんは半澤先輩推しなのかな?私は新橋くん推しです。ツンデレなところがかわいい… あ、よろしければネッ友になってくれませんか?!更新いつでも、どこでも、待ってまーす! (2022年7月25日 3時) (レス) id: 21be8de4e4 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ。 - うぉぉぉぉぉ!!あ、叫んでしまって申し訳ありません。はじめまして。なめこ。と申します。あの、控えめに言って神作だと思います。半澤先輩の物語をここまで作り上げるとは…もう、凄いじゃ言い切れません!この作品に出会えて良かった…! (2022年7月25日 3時) (レス) id: 21be8de4e4 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙光里(プロフ) - うわああああああウラツク内ではすっくないささみゃーの小説がこんな神作なんて…!すごいと思います!続き、楽しみにしてます!それとすっごい細かい指摘なんですが宮野くんの一人称は僕じゃなくて俺ですよ!!更新めちゃめちゃ楽しみにしてます!!! (2022年2月3日 10時) (レス) id: c1ebef8efe (このIDを非表示/違反報告)
いおり - 半澤さんの垣間見えるどエスが・・・。読みながら発狂してました。私も半澤さんをblの世界に引きずり込みたくて、この小説を見つけた時は運命かと思いました。これからもお体に気をつけて更新、頑張っていただけたらと思います。陰ながら応援させていただきます。 (2019年7月19日 22時) (レス) id: 72842f6fe9 (このIDを非表示/違反報告)
?Lia4?(-^〇^-)(プロフ) - ( -ω- `)フッさん» ありがとうございます!作者も少ないな〜と思って自己満で書いております!!鍵平は本当に推せますよね...これからもどんどん入れていこうと思います!! (2019年1月5日 21時) (レス) id: 876d1986bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジウン | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年11月5日 16時

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