勉強会。 ページ12
白石side
半「ふふ、知ってるよ。」
『何とも思わないんですね。』
半「まぁ、最初はビックリしたけどね。人の趣味をとやかく言う資格はないよ。」
『へぇ〜。』
やっぱり優しいな。
そう思ったのも束の間。
半「ま、俺で妄想したら許さないけど。」
そう言って笑った顔は、あの時見た目を少し開きニヤッとした様な笑いだった。
その笑顔を見た瞬間ゾクッとする。
半「なんてね。部屋でクラスに彼氏いる子が居るって騒いでるよ。」
『あぁ〜。』
半「白石も偏見無いんだね。」
『まぁ、黒はずっと一緒に居たから何とも思わないし、そのお陰で耐性付いたといいますか…。』
そう話していると、俺の家に着いた。
『着きました。ここです。』
半「おぉ〜、大っきいね。」
『そんなにっすけどね。』
なんて言いながらただいま〜とドアを開ける。両親共働きのうちは、案の定家に誰も居なく、今から半澤さんと二人っきりなのか…と、キモイだろうが少しドキドキする。
部屋へ入ると、遠慮なく真っ先に座る半澤さん。飲み物何が良いですかと聞くと、なんでもいいと一番困るリクエストをされ、キッチンへ下りる。
因みに俺の家は三階建ての一軒家で、俺の部屋は三階だ。
冷蔵庫にあったオレンジジュースを2つのコップに次いで上がる。
『すいません、こんなしょうもない飲み物しか無くて。』
半「いいよ、急だったし。」
そう言って始まった勉強会に、少し胸が高鳴るのは気の所為じゃないだろう。
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なめこ。 - 主さんは半澤先輩推しなのかな?私は新橋くん推しです。ツンデレなところがかわいい… あ、よろしければネッ友になってくれませんか?!更新いつでも、どこでも、待ってまーす! (2022年7月25日 3時) (レス) id: 21be8de4e4 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ。 - うぉぉぉぉぉ!!あ、叫んでしまって申し訳ありません。はじめまして。なめこ。と申します。あの、控えめに言って神作だと思います。半澤先輩の物語をここまで作り上げるとは…もう、凄いじゃ言い切れません!この作品に出会えて良かった…! (2022年7月25日 3時) (レス) id: 21be8de4e4 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙光里(プロフ) - うわああああああウラツク内ではすっくないささみゃーの小説がこんな神作なんて…!すごいと思います!続き、楽しみにしてます!それとすっごい細かい指摘なんですが宮野くんの一人称は僕じゃなくて俺ですよ!!更新めちゃめちゃ楽しみにしてます!!! (2022年2月3日 10時) (レス) id: c1ebef8efe (このIDを非表示/違反報告)
いおり - 半澤さんの垣間見えるどエスが・・・。読みながら発狂してました。私も半澤さんをblの世界に引きずり込みたくて、この小説を見つけた時は運命かと思いました。これからもお体に気をつけて更新、頑張っていただけたらと思います。陰ながら応援させていただきます。 (2019年7月19日 22時) (レス) id: 72842f6fe9 (このIDを非表示/違反報告)
?Lia4?(-^〇^-)(プロフ) - ( -ω- `)フッさん» ありがとうございます!作者も少ないな〜と思って自己満で書いております!!鍵平は本当に推せますよね...これからもどんどん入れていこうと思います!! (2019年1月5日 21時) (レス) id: 876d1986bc (このIDを非表示/違反報告)
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