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--12月24


『よし完全防寒である!!!』

バブーーーーー

ナホヤ
マイキーのバブの音だナ

ソウヤ
気を付けてね


『はぁい』
マフラーを手に家を出た



万次郎
Aー寒みィィィ


『万次郎ー ん。』
万次郎の首にマフラーを巻いた

びっくりした万次郎は少し頭を引いた


『プレゼント!』


万次郎
マ・・マフラー!
Aが作った?

首に巻かれたマフラーを触る万次郎


『他に誰が作るんよー』w
『初めて作ったン・・・・
ちょっと変なトコもあるかもだけど』


胸辺りで何かを握りしめ
目を閉じる万次郎


『エエエエッ どうしたの?!』


万次郎
感謝してた
オレが今
こんなに幸せな気持ちになれる事に

と首から下げたお守りをAに見せた


今日はさ
兄貴と場地を連れてAと一緒に
走りたかったんだ

『ウン!真一郎君も場地もきっと喜ぶね!』


だろ?!行くゾ!
あてもなくただ走る夜の道

ン・・・・
この音・・・・





途中バイクを止めて

あったけーの何か飲むか?
とAに聞いた

『だね!最高に寒いッけど!
みんなと居れてメチャ幸せ』


万次郎
兄貴も場地もAが居て
喜んでるよな

あったけぇーー ほら。
と温かい飲み物を買ってきてくれた


『あったかぁぁ』
『ねぇ三ツ谷も走ってる?』
缶をにぎにぎしていると


スルッっと冷たい感触が首をつたった

ビクッ『ン!!!』


万次郎
これはオレからのプレゼント

とAの首にネックレスつけた


『ア・・ありがとう すっごく嬉しい』
リボンを模ったネックレス


人にプレゼントするって
あんなに悩むんだなー
迷ってる間もAの事考えてさ
ケンチン横でゲンナリしててさww

Aがプレゼント決まらなかったって
言ってたのすげぇわかった


『大事にするッ』


オレも。
このマフラーもオマエも
大事にする


『なんか照れる・・・』


万次郎
やっぱさっきの三ツ谷だよなー
Aも思った?

ドラケンから着信があった
折り返し電話をかける万次郎


『なんだったん?』


エマがたけみっちと一緒なのかって
エマが探してんだと
ケンチン来るってよ


『ウン 三ツ谷と一緒なんじゃ?』


万次郎
その前にやる事があった


寒空の下 暖かいキスを一つもらった


『///』


毎回照れンなよな・・・
もっとしてねぇ事あんだぞ
ドヤァ

『ハハハハ』


その後 ドラケンと合流し
三ツ谷のバイクの音がした
場所付近まで戻った

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作者名:ria | 作成日時:2023年1月24日 21時

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