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第6話 ページ45

サクラ「サスケくんなら――」

A「サスケなら、なんだよ」

サクラ「A!?」

ナルト「うわっ」


到着した先は、

なぜかブランコに乗りながら語り合うナルトと

サクラの背後。


私は自分の存在を認識させようと

声を掛けただけなのに、

すごく驚かれた。



A「いや、幽霊じゃあるまいし......」



サクラ「さすがに突然じゃ驚くわよ!」

A「あ、そう?」


――ピクッ。


A「誰だ!」

ナルト・サクラ「!?」


ただならぬ気配を感じ取り、

即座に短刀を構え、

ナルトとサクラを守るように

前に立ちはだかる。


?「久しぶりだな、うずまきナルト。そしてA」

ナルト「てめぇ......!マダラ!」


私にとってはトビだが。


本能的に影分身を出したナルトは、

右手に螺旋丸を作って

トビに向かっていった。


だがそんなものは

彼の写輪眼の力によって当たることはなく、

ナルトはトビの身体をすり抜けて

バランスを崩す。


私は結界を作ってナルトの身体を受け止め、

向こう側にあるフェンスにぶつからないようにした。


トビ「相変わらずだな」

A「お前、まだこんなことやってんのかよ」

トビ「フッ、誰がやめると言った。お前も早くこちらに戻ってこい」


サクラ「A......」


A「もう戻る気はさらさらねぇよ。ほしい力はほとんど手に入れた。ましてやお前のところには、死んでも行きたくないね」

トビ「生意気なガキになったものだ。まぁいい。いずれお前の中にいるバケモノも、俺がちゃんともらってやるからな」

A「ハッ、できるもんならやってみな」


だが私は、

奴と目を合わせることはできない。


あいつの目は、

ただの写輪眼ではない。

万華鏡写輪眼だから。


下手をすれば、

操られてしまう。


サクラ「しゃーんなろー!」


サクラはトビの上から

かかと落としを食らわせるが、

やはりそれは当たらず、

地面に大きなクレーターを作った。


サクラ「この里で好き勝手はさせない!」


ポキパキと指を鳴らしながら、

そう告げるサクラ。



あぁ、第二の綱手姉さんだ――。



トビ「予定外だが、まぁいいだろう」


そう呟いたトビは、

懐から赤い玉を取り出し、

それを宙に投げた。


その玉は大きく光り出し、

目をくらませた私たちは

咄嗟に目を瞑る。



すると――。

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NASHI(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます!最高の褒め言葉です! (2021年9月21日 0時) (レス) id: 6c37ac4e06 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - タブレットで操作しています!はじめまして!とっても素晴らしいです!高評価しました! (2021年9月10日 9時) (レス) id: 8c51e3f139 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NASHI | 作成日時:2018年1月13日 11時

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