第20話 ページ20
A「仙法・風遁螺旋手裏剣！」
掌の上に作ったそれを
傀儡に向かって投げ放てば、
強い爆風と共に
辺りは勢いよく吹き飛んだ。
同時にカカシとテンゾウを入れて
多重結界を張り、
爆風から身を守る。
鋼夜《A、まだまだいるぜ》
A「だな。ったく、めんどくせぇ」
次から次へと現れる傀儡を一通り見渡し、
大きなため息を一つ。
カカシ「(Aの奴、誰と話しているんだ？)」
テンゾウ「A、ナルトは？大丈夫なのかい？」
A「あ、いや、まぁ、大丈夫でしょ」
テンゾウ「何、その曖昧な返事」
A「今やムカデが最強の傀儡兵器になっちゃってね。それをナルトが一人で相手してんのさ。
ミナトさんたちがいるから大丈夫だろうが、なんせあの人たちも忙しいみたいでね。
だからこそ仙人モードになって応戦しようとしたんだが、さすがにあっちでは集中できねぇなと思って、仕方なくこっちに来たわけさ。
なのに......」
テンゾウ「ここも戦場だったからびっくりした、と」
A「そういうこと。ま、この状況を見る限り、ここで呑気に話している暇もないみたいだし。
まずはカカシ、こっちにおいで」
カカシ「なんで」
A「いいから、ほら」
手招きをすれば、
カカシはやはり怪訝な表情を浮かべながらも、
こちらに歩み寄ってきた。
警戒しているのか、
顔が強張っている。
カカシが目の前に来たと同時に
私は彼の目線に合わせて屈み、
彼の左腕を手に取った。
カカシ「っ......」
掌にチャクラを集中させ、
大きな切り傷を少しずつ癒やしていく。
カカシ「医療、忍術......？」
A「まぁな。医療忍者ではないが、昔はある人の下で修行していたんだ。
だから、これは一応得意分野だよ」
カカシ「なんで、それで医療忍者にならなかったのさ」
A「んー、なれなかった、と言ったほうが正しいかな」
カカシ「どういうこと？」
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NASHI(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます！最高の褒め言葉です！ (2021年9月21日 0時) (
レス) id: 6c37ac4e06 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - タブレットで操作しています!はじめまして!とっても素晴らしいです!高評価しました! (2021年9月10日 9時) (レス) id: 8c51e3f139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NASHI | 作成日時：2018年1月13日 11時
