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5-35 「愛情表現の違い」 ページ37

樹side

ジェシーを傀儡にできたことをきょもに報告するときょものは喜んでくれた。



ああ、本当はきょもが蜘蛛ならよかったのに…



それなら俺がきょものこと傀儡にできたのに。



どうしても生まれてしまう独占欲は



もう、俺には止められない。




本能だと言って仕舞えばそれまで、


でも、愛と言って仕舞えばそれは正しい。







第一、気に食わないのは北斗。



北斗はきょものことをなんとも思ってないくせに、きょもの愛を受けてる。



しかも時々それを迷惑がってる。



それが俺は許せない。



蝶なんだから大人しく蜂に庇護下に入ればいいのに。



こんなこと北斗がするからいけないんだよ。



きょもは悲しむけど、北斗殺しちゃってもいいよね…



だってそうした方が後腐りしないでしょ。



それに、俺はきょもの以外の人間なんてどうでもいい。


だって、きょも以外の他の人間なんてただの肉の塊でしょ?



俺はきょもさえいれば何でもいいの。



それ以外は何もいらない。

5-36 「本当に支配されているものは何…」→←5-34 



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設定タグ:SixTONES , きょもじゅり , ジェシほく   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:蕾華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pandaraiyu1/  
作成日時:2020年12月3日 22時

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