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佐久間side
「そういえば佐久間くん。
京本は蛾ではないんですよね。」
「何を?」
「ちょっと思ったんです。
何で京本のご両親も、佐久間くんも、樹もみんな大我のことをこんなにも守るのか。
守らなければいけない相手、それは…
京本が蝶だからですか?」
北斗くんは感が鋭いから時々怖い。
「違うよ…大我は蝶じゃない。」
本当のことだ。
大我は蝶じゃない。”解毒蝶だ”。
「嘘だ…そうでなきゃなんでこんなにも京本のことみんなが守るんだよ…」
「そんなの俺が大我のこと好きだからに決まってるじゃん。
だから守ってる。
ただそれだけの理由。
多分だけど、大我の両親も、樹くんも全員、
大我のことが好きだから、大我の存在が大切だから守ってる。
北斗くんだってそうやって守られたことあるでしょ。」
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作者名:蕾華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pandaraiyu1/
作成日時:2020年12月3日 22時