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5-17 「マモナク」 ページ19
北斗side
「北斗君っていうんだよね〜」
急にジェシーが話しかけてきて動揺したが顔には出さずに…
ジェシーは蜘蛛だ。
俺を食う立場にあるんだ。
捕食するために俺に話しかけているんだ。
冷静を装って返答する。
「そうですけど。」
「ちょっと話したいな〜って思ったんだけどダメ?」
「別にいいけど…」
ジェシーは面白かった。
特徴的な笑い声は、ジェシーが俺を捕食する蜘蛛だということを忘れさせるものだった。
俺はいつの間にかジェシーに恋してしまったのかもしれない。
それを感じるのはマモナクだった。
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作者名:蕾華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pandaraiyu1/
作成日時:2020年12月3日 22時