◇ ページ25
◇
「フフ、ラギーさんの驚きようが面白いですね」
「口パクパクさせちゃって、息の仕方忘れた魚みたいでおもしれー」
「なななななんでメイド服なんて着てるんスか！？」
「それについては僕が説明しましょう」
コツコツと靴で床を鳴らしながらアズールがホールの中央にやってくる。
本日のスタッフはこの場にいるメンバーだけのようだ。
「みなさん、本日5月10日は陸の世界でメイドの日、という面白い日だそうです。そこで我がモストロ・ラウンジもそのイベントにあやかることにしました。Aさんには本日限定でメイドとして働いていただきます」
「メイドの日……へえ、変わった日があるんスね」
「コバンザメちゃん陸にいたのに知らねーの？」
「そんなの祝日みたいに最初からあった日じゃないんで知らない人も多いんじゃない？ どうせどっかの誰かが語呂合わせとかで面白がって決めたんじゃないんスか」
「自分たちで記念日を作るなんて、陸の人間は面白いことを考えますね」
「本日イベントを開催することはモストロ・ラウンジのホームページで拡散済みです。Aさん目当てのお客様が大勢来ることは予想済み……皆さん、彼女のサポートをお願いします」
「「「はいっ」」」
Aがメイド服を受け取らない、という考えはなかったのかアズールは既にホームページにイベント開催を知らせていた。
その手回しの良さにメイド服を身に纏ったAは驚きながらも開店準備にとりかかるのだった。
◇◆◇◆
ラウンジが開店して数分後。
アズールの予想通り、大勢の生徒がラウンジにやってきていた。
彼らのお目当てはもちろん、A。
オーダーを取りに来たスタッフがAではないと落胆する生徒が多数見られた。
「注文お願いしま〜す」と聞き慣れた声が聞こえたAがオーダー用紙を手に向かうと、そこにはボックス席に座ったエースとケイトが手を振っていた。
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翡翠 - リクエスト受けてくださりありがとうございます！ここ様がかき終わるのをお待ちしております！ (2021年6月24日 16時) (
レス) id: 8ff121e900 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡翠さん» 翡翠さんと翡翠さんのお姉さま、リクエストありがとうございます^ ^リクエスト、かしこまりました。 (2021年6月23日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - スピカブラックさん» スピカブラックさん、リクエストありがとうございます^ ^カリムとアズールの取り合いのお話と、フロイドとリドルくんが入れ替わるお話、お時間をいただくことになりますが、かしこまりました。 (2021年6月23日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
スピカブラック - もう一つリクエストでフロイドとリドルが入れ替わって夢主ちゃんに助けを求める話がいいです！ (2021年6月23日 17時) (レス) id: 7ca7b99cb8 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 1人何回でもokなんですね！わかりました！では、早速リクエストで、ヴィルによってお化粧をした夢主ちゃんがみたいです！あと、姉からで、ヴィルとルークが夢主ちゃんを取り合いするお話がみたいそうです！ (2021年6月23日 17時) (レス) id: e3fc381a9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年5月4日 13時
