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『乗りたかったのって観覧車？』
「そ！ この時間なら空いてるしすぐに乗れるって兄貴が言ってたんだよね」
エースがAを連れてきたのは観覧車。
この遊園地は観覧車に力を入れているようでその大きさを一周するのに約20分ほどかかるらしい。
エースの言う通り待ち時間なくAたちはゴンドラに乗り込んでスタッフに笑顔で送り出された。
『観覧車なんて久しぶりだね』
「だな。そっちのが眺め良さそう、隣行っていい？」
『うん』
エースが立ち上がったことでゴンドラが少し揺れるが気にせずエースはAの横に座る。
周りの景色を見ながらAはエースにどんどん上がっていくね、と景色を見ながら微笑んだ。
しばらく景色を楽しんでいるとAは先ほど乗ったスプラッシュボートのアトラクションを見つけた。
人がとても小さく見えてユウたちがいるのかもわからないが、きっとあの辺りにいるのだろう。
『ユウくんたち大丈夫だったかな』
「結構ずぶ濡れだったからな。あれはパンツまでいってんじゃないの」
『うわぁ……それは乾くの時間かかりそうだね』
エースのパンツまでずぶ濡れ、という言葉にAは大変だぁ……と苦笑いを浮かべる。
実はユウたちがずぶ濡れになったのは実はエースの計画通り。
この遊園地デートでどうしてもAと良い雰囲気になりたかったエースは兄からの情報でスプラッシュボートはレインコート必須、と聞いていた。
その情報により自分とAのレインコートだけ買い、他の3人はエースの企みによって犠牲となったのだった。
ゴンドラはゆっくりと高度を上げていく。
『もうすぐ頂上だね』
「Aって高いのは平気なんだよな。そういやこの遊園地の観覧車にはこんなジンクスがあるらしーよ」
『ジンクス？』
「そ。ゴンドラが頂上にきた時にキスしたカップルは幸せになるってジンクス」
『ふふっ、どの遊園地でもありそうなお話だね』
てっきりAなら素敵なジンクスだね、と言ってくると思っていたエースは意外に思いながら
「オレと試してみる？」
と言いAの頬に手を添えると唇を重ねた。
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ここ(プロフ) - スイさん» ちょうどマレウスとの出会い編を書いていたのでそちらにディアソムニア全員出すようにしますね^_^子猫のお話、いいですね！どちらもリクエスト了解しました^_^応援ありがとうございます(*^_^*) (2021年2月10日 20時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 嬉しい！ありがとうございます！！では、《ディアソニアと出会い編》と《夢主ちゃんが子猫になってしまった話》を読みたいです！楽しみに待って応援します！頑張って下さい！ﾟ+(人・∀・*)+｡♪ (2021年2月10日 18時) (レス) id: b731ff840f (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - スイさん» スイさん早速読んでくださりありがとうございます^_^良いと言っていただけて嬉しいです。はい、お時間いただきますがリクエスト大丈夫です♪ (2021年2月10日 18時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 待っていました、本当に書いてくれてありがとうございます！とても嬉しくて良いリクエストです♪またお願いしても大丈夫ですか(*´･ω･｀)？ (2021年2月10日 17時) (レス) id: b731ff840f (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ひなさん» 6歳ですね、了解しました！^_^ (2021年2月8日 12時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年1月16日 22時
