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後頭部と背中をしっかりと掴まれ、身動きが取れないほど強く。
青｢…俺は、お前がおらんくなるなんて耐えられへんねん、｣
耳元で、そう呟く声が聞こえた
メンバー、やから
ふふっ、嬉しいな
赤｢…俺も思っとるよ、俺らは7人でジャニーズWESTやし、誰か1人でも欠けたら意味無いもんな｣
そう返しながら、流星の背中へ腕をまわす
照れくさい、
いつもは俺らの冠番組とかで、喧嘩というか、じゃれ合いしとる仲やし。
良く考えればこの状況、他の人が見たら笑ってまうね
いい歳して、男2人が抱き合ってんねんで、笑
だが、しばらく待っても流星はそれ以上口を開かない
疑問に思い、抱きつかれている腕を解こうと身を捩った
だが、それを許さないかのように、流星は抱きしめる腕の力を強めた
先程よりも強く。
流星から離れる体勢を取っていた為、俺の両腕は宙をさまよったまま、行き場を失っている
赤｢…りゅ…せ？｣
青｢…ちゃうねん、メンバー、やからとかやないねん｣
流星はそうポツリと呟く
赤｢…え｣
青｢メンバーやからやない、俺は、俺らは、お前が好きやからや。他の男の手にかけられでもしたら…俺は…｣
赤｢…な…に言うてんの…？｣
流星が何を言っているのかが分からない
未だに抱きつかれたままで、流星の顔を見る事が出来ない
青｢しげには隠しておこうってみんなで決めとった。せやけど、もう、我慢でけへん、言うわ。｣
赤｢…？｣
青｢…俺は、お前の事が触れたい、キスしたい、それも込めた恋愛感情としての好きやねん｣
赤｢…へ、｣
俺が唖然としていると、
流星は腕を解き、やっと俺の顔を覗き込むように見てきた
その目は真剣そのもので
とても冗談を言っているようには見えない
青｢…お願い、俺らの事、俺の事、嫌いにならんといて｣
だが、最後にそう、弱々しく呟いた
そんな時、ガラガラと、病室の扉が開く音が聞こえたような気がしたけど、そっちに気を回していられないくらい、今の状況を理解しようとする事に精一杯で、
けれども、俺は頭が真っ白で、何も、言葉を返してあげられなかった
青｢…返事は、急がんでええから｣
終わり
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いずみ - いつも作品楽しみにしています。作者様のペースで大丈夫ですのでゆっくりでも更新してくださると嬉しいです。応援してます！！ (2021年12月29日 0時) (
レス) @page18 id: e2a4b2b3e3 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - いずみさん» いずみさん、ありがとうございます！！とても嬉しいです！！この調子で書き進めていければと思います！！またお付き合い下さると有難いです (2021年12月2日 8時) (レス) id: 4db97cd269 (このIDを非表示/違反報告)
いずみ(プロフ) - いつも楽しみに見ています。最近更新速度が早くてとても嬉しいです！これからも楽しみにしています！ (2021年11月30日 22時) (レス) @page2 id: e2a4b2b3e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠 | 作成日時：2021年11月29日 21時
