臨機応変に ページ25
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「そう!いじって欲しかったの」
玲於「急にドMじゃん...」
「ああ、じゃあ今の取り消しで!」
玲於「ほんとに可愛いんだけどなんなの(笑)」
ねえ可愛いってこうやって不意に言ってくるの、心の準備できないから...
「ずるいなあ、ほんと」
玲於「ほら、ほっぺ赤い」
「うわっほんとだほっぺ熱い...」
玲於「ほっぺ冷やす?笑」
急に、急に、玲於くんの手が...
わたしのほっぺに触れた。
軽くほっぺむにってつまんでるの。
「わぁっ、」
玲於「俺冷え性だからさ、手冷たいでしょ」
「うん、冷たい」
玲於「Aのほっぺあったかくていつまでも触れる」
「玲於くんにほっぺつままれてるの、一生そのままがいいや」
玲於「ふーん。やっぱりドMだね」
「もういっそ玲於くんに言われるならドMでもなんでもいいよ...」
それどころじゃない、わたしすごいどきどきしてる
不意にほっぺむにとかどこで覚えたの?
なんかさっきからずるくない?
きゅんとか、色々。
これ以上好きにさせちゃうの?
わたしが住んでるマンションに着いた。
ママが心配性だから、選びに選んだ、
それなりにセキュリティもちゃんとしてるの。
「明日、お仕事?」
玲於「うん、でも会議で夕方には終わりそう」
「じゃあ...」
玲於「じゃあ?」
察してくれると思ったのに、ここまでもいじってくる。
「あ〜、やっぱりなんでもないや」
玲於「会いたいんでしょ?」
図星、ていうか玲於くん分かってるくせして...
静かにうん、て頷いた。
玲於「臨機応変に、会えるから。」
「うん、臨機応変に、ね」
玲於「また連絡する、」
「ありがとう、」
玲於「じゃ、また」
「送ってくれてありがとう、バイバイ...」
さっきまでぎゅーしてくれてたの、
玲於くんがタクシー捕まえて帰ってく背中、
一瞬にして寂しくなった。
でも、カレカノとかじゃないし、うーん。なんていうの、ぎゅーしてほっぺむにして、ってだけの関係。
改めて考えて、芸能人の玲於くんが、こんなわたしのためにバイト先来てくれて、家まで送ってくれて、こんな時間割いてもらっちゃってる。
申し訳ない。
家までの時間もあっという間だったし、
時間進んで欲しくなかった、
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かれん(プロフ) - あかりさん» ご愛読ありがとうございます!そのお言葉とても嬉しいです( ; ; )お話溜まっているので随時更新していきますねm(__)m (2020年4月11日 14時) (レス) id: c37460d3ba (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - この作品始まってすぐからずっと読ませてもらってます!!毎回キュンキュンして超ニヤけてほんっとうに最高です!!幸せになれます!更新待ってます!!! (2020年4月9日 2時) (レス) id: f81c34e9d9 (このIDを非表示/違反報告)
yopebona(プロフ) - 初めの方のパスワード教えて頂くことはできますか?2を読んでとても気になるので! (2020年3月27日 9時) (レス) id: 2df607c5ad (このIDを非表示/違反報告)
名無し17767号(プロフ) - はじめまして!今はまだ叶わぬ恋2じゃない方のパスワードを教えていただきたくコメさせて頂きました、!今はまだ叶わぬ恋の方を開いてパスワード聞ければよかったのですが聞けずこちらに書かせていただきました、。この小説好きなので応援してます! (2020年3月11日 10時) (レス) id: 8a7940d163 (このIDを非表示/違反報告)
かれん(プロフ) - いちごさん» ご愛読ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです( ; ; )これからも玲於くんをかっこよく可愛く書いていきますのでこれからもどうぞよろしくお願いします!m(__)m (2020年1月20日 18時) (レス) id: bb95bb9305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かれん | 作成日時:2019年10月15日 13時