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第4章 清明な想い ページ27
ライブが終わり、冬弥はライブハウスの外に出て目的の人物を探す。
「あ、青柳くん!」
声を上げながら駆け寄ってくるAを見つけ、冬弥は自然と顔が緩んでいた。
「江夏、来てくれてありがとう」
「青柳くん、すっごかったね!私ライブとか初めて来たんだけど、めちゃめちゃ興奮しちゃった…!」
頬を赤く染めて興奮した様子で冬弥に感想を伝えるA。
「特に2曲目の、♪〜〜、♪ーーーー!ってところ!青柳くんの歌最高だったよ!」
「…江夏、今のライブでその曲を覚えたのか?」
「え?まあぼんやりとだけど…」
「…そうか、でもぼんやりでそこまで歌えるなんて凄いな。流石だ」
「え!?ど、どうしたの急に…?なんか照れる…」
少し恥ずかしげに視線を逸らすAに冬弥は自分の胸がきゅっと詰まる様な気持ちになった。
そんな時、
「おい冬弥!どうしたんだよそんなとこで…って、A?」
「彰人!」
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作者名:レノ | 作成日時:2022年5月7日 23時