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「…そういえば、青柳くんがどのチームで出るか聞いてなかった」


結構致命的じゃん!と焦る中、ライブが始まった。


その瞬間、熱がAの周りを包む。


「(う、わ…)」


ぶわっと鳥肌か立つのが分かった。


「(ストリート音楽って、こんな感じなんだ…!)」


普段自分が演奏する系統とは違う音楽に、Aの心は既に奪われていた。


「…次はEVER!この空気切ったら許さねえからな!」


「EVERだ!みんな、今日も盛り上がってこうぜ!」


「(あ!さっき話してたやつ…!この人達がEVER…!)」


リーダーらしき金髪の男が歌い始める。


「(この人、すっごい力強い声…!)」


メンバー同士の声の相性も良く、重なる旋律は力強くもどこか美しさまで感じる。


「(…音楽って、凄い!やっぱり楽しい!)」


「みんな、まだまだ着いてこれるよな!この後のやつらもこれ以上やれるだろ!」


会場はその言葉でさらに湧いた。


「(青柳くん、そろそろかな…)」


「さあ、次はVivid BAD SQUADだ!」


「(あ、これもさっき話してた…)」


Aは舞台袖から出てきた人物に目を輝かせた。


「みんなー!Vivid BAD SQUADだよ!」


「(あ、確か風紀委員の白石さんだ!)」


「今日1番に湧かせるから覚悟しとけよ!」


「(彰人も出てる…!何気に見るの初めてかも…)」


「精一杯頑張ります!」


「(あの子初めて見る子…。神高ではないよね…)」


「まず最初の曲は、『Ready Steady』です」


「(青柳くんだ…!)」


冬弥の言葉と共に会場が暗くなる。

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作者名:レノ | 作成日時:2022年5月7日 23時

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