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次の日
蓮くんのことを忘れるくらい仕事に追われていた、何とか定時に仕事を終えスマホを確認すると。
" r.m【大丈夫？来れそう？】"
｢あっ、返してなかった…｣
【はい、行けます】
r.m【ん、待ってるね】
やっぱり現実だった、どうしようそんなに綺麗な服じゃないし、家帰ったら間に合わない、仕方なくメイクだけ会社のトイレで直し、向かった。
送られてきた住所に着くと、そこはいかにも芸能人が居そうって感じのオシャレな個室居酒屋だった
待ち合わせしてると伝えると、席に案内される
｢まだ来てない、よかった…｣
推しを待たせるなんてことだけはしたくなかったから良かった、心を落ち着かせて待っていると
店員さんの｢お連れ様がお待ちです｣の声が聞こえ、足音がだんだん近づいてきた "ガラッ
ドアの開く音の方を振り向くと、メガネにマスク、私服姿の蓮くんが居た
目｢おまたせ｣
｢いやっ、全然待ってないです…｣
目｢ふふ、そんなにかたくならなくて大丈夫だよ｣
｢あっ、はい｣
目｢飲み物頼もっか、なに飲む？｣
マスクとメガネを外して座った蓮くんは本当にかっこよくて、テレビやライブより少し崩れた髪型も、全てがかっこよかった
｢あ、ウーロン茶で、大丈夫です、｣
目｢お酒じゃなくていいの？｣
｢はい、明日も仕事なので…｣
目｢そっか。俺呑んでも大丈夫？｣
｢はい、おかまいなく｣
目｢じゃあ生とウーロン茶と、適当におすすめお願いします｣
素早く注文する蓮くん。慣れているんだろうな女の人とのご飯なんて、分かってはいても少し胸が痛くなった
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作者名：う | 作成日時：2020年3月24日 23時
