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story.31 ページ35

翌日。



あのあと、自分の家に帰ってから本当にさんざんだった。



お母さんにはいろいろと問い詰められ、珍しく早く帰ってきていたお父さんにもいろいろ聞かれ…



絶対に蓮にジュースおごってもらおう。




そう思いながら電車に乗り込むと怜を発見した。



あ「あ、怜!おはよー」


怜の近くまで行くと、彼は読んでいた本から顔をあげた。



怜「おはよう、A。また会ったね」



あ、と私は思い立ったことを怜に聞いてみることに。



あ「ねえ、怜。怜って小学校の頃優斗先輩とか、蓮とか、健太くんと仲良かったんだよね?」


怜「ん、それなりにはね。知ってたんだね」


あ「優斗先輩から聞いたんだよねー!それでさ、小学校の頃さ…私のこと知ってた?」



ちょっと変な質問だけど、この質問の真意を怜はわかってくれると期待。


怜「うん。というか、結構有名だったんだけどね、A」


あ「え、そうなの!?」


怜「うん、そうだよ。僕たちも、結構Aについての話はしたかな」


あ「え、どんな話してたの?!」


自分のこと話されてたとか、ちょっと恥ずかしいけど…




怜「どうって…いろいろだよ。みんな、Aのこと話すの楽しかったみたいだしね」


へー、ほー。自分が知らないところで、自分のことをいろいろ話されてたのかぁ。


怜「当時は、Aに対してはちょっと憧れみたいな感情はあったかな。ほかの3人もそうだったみたいだけど…あ、一人は違ったかな」



私、憧れる要素あったっけ?あ、でも友達は結構いた気がする。


それに、一人は違うってどういうことだ?!



あ「もしかして…その一人は私のことよく思ってなかったとか…?」


恐る恐るきくと、怜はクスっと笑って答えた。あ、笑顔見れた。



怜「違うよ。はっきり言うと、好きだったみたいだね。きっと、今もそうなんじゃないかな…」



すき?そんなん聞いたことないぞ!?


あ「それって、誰?!」



怜「それは個人情報だから。それに、今は4人全員君のこと…」



全員君のこと…?続きを待っていたら、電車が止まる音。


怜「あ、ほらここで降りるよ」



何食わぬ顔で電車をおりていく怜だが…むぅ、続きが気になる。


とりあえず、人の波に流されないように怜のあとを追った。

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- 主さんストーリーとても面白いです!あの質問なんですが作った人から名前変換オリジナルの名前って見たりできるんですか? (2022年10月9日 18時) (レス) @page7 id: 914057515a (このIDを非表示/違反報告)
マコ - 幼なじみ可愛すぎて心臓痛いです笑 (2016年11月14日 0時) (レス) id: 3964615cd4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - か - せんぱいがいいな - 笑 (2016年6月28日 16時) (レス) id: a9f7a71f31 (このIDを非表示/違反報告)
yuki - 先輩がいいです! (2016年2月29日 1時) (レス) id: ce8849c6f1 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - せんぱいで!! (2015年7月20日 23時) (レス) id: 6d0d403dce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年3月17日 16時

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