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翌日。
ぴったりいつもどおりの時間に家を出た。
昨日は、どうやら間違った時刻に目覚まし時計をセットしていたようだ。
ご飯もしっかり食べたし!
今日から授業が始まるのはちょっとめんどくさいけどね…
そういえば、怜は私が小学校同じだってこと覚えてるかな…
そう考えながら、電車に乗り込む。
すると、ある人物を発見した。
あ「おはよ、怜」
人の合間をぬいながら、怜のもとに近づくと、彼はびっくりしながら口を開いた。
怜「おはよう。Aもこの時間に登校するんだね。部活、入ってない?」
あ「うん、いろんな部活からお誘いはもらってるんだけどね」
頭をかきながら、怜の隣にたつ。
あ「そういえば怜、私が小学校同じだってこと覚えてる?」
怜「…もちろんだよ、Aも覚えてたんだね」
あ「私は、昨日アルバム見たからなんだけどねー」
笑いながら言うと、怜はじーっと私の顔を見てきた。
怜「かわってないね、その笑顔も。
その笑顔、ずっと見てきたけど…いつ見ても素敵だと思う」
電車のブレーキ音が鳴り響いたため、怜が何を言ったかは聞き取れなかった。
ただ、あまり見せない笑顔を浮かべている。
あ「ごめん、よく聞こえなかったんだけど…何か言った?」
再び電車が走り出したあと、改めて聞いてみたがはぐらかされてしまった。
…気になるんだけどな。
怜の笑顔を見れただけでも、良かったかな。
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夢 - 主さんストーリーとても面白いです!あの質問なんですが作った人から名前変換オリジナルの名前って見たりできるんですか? (2022年10月9日 18時) (レス) @page7 id: 914057515a (このIDを非表示/違反報告)
マコ - 幼なじみ可愛すぎて心臓痛いです笑 (2016年11月14日 0時) (レス) id: 3964615cd4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - か - せんぱいがいいな - 笑 (2016年6月28日 16時) (レス) id: a9f7a71f31 (このIDを非表示/違反報告)
yuki - 先輩がいいです! (2016年2月29日 1時) (レス) id: ce8849c6f1 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - せんぱいで!! (2015年7月20日 23時) (レス) id: 6d0d403dce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:憐 | 作成日時:2014年3月17日 16時