ほんわか女子の本性。【wrwrd!】

私の朝は目覚まし時計をひっ叩くところから ページ4

ｼﾞﾘｯｼﾞﾘﾘﾘﾘ


『…ん〜……』


ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ


ｽﾊﾟｧﾝｯ

ﾄﾞｺﾞｯﾊﾞｷｯ←


『…うるっさいなぁ…誰や〜？私の眠りを妨げるんは……あ…』


目の前にはバラバラに壊れた目覚まし時計が


『あらら〜…またやっちゃった…』


またエミ兄になんか言われるなぁ…


私は壊れた目覚まし時計を持って階段を下りた


『おはよ〜エミ兄。』


リビングに入るとエミ兄は朝食をテーブルに並べていた


em「あぁ、おはよA…また壊したん？」


『えっ、なんでわかったん？』


em「二階からすごい音したから。ﾄﾞｺﾞｯって…」


どうやら一階にまで聞こえていたらしい


そんなに強く叩いたっけ


『まぁ…うん…壊しましたすいません』


em「はぁ…どんだけ壊すんよ…今年に入って3回目やで？」


『いやぁ、めんぼくない…』


em「反省してへんやろ」


『し、してますよぉ』(;°з°)〜♪


em「はぁ…まあええわ…冷めん内にご飯食べ。」


『はーい！』


なんやかんや言って優しいよねエミ兄


『いただきまーす！』


エミ兄の料理はめっちゃうまい


料理の他家事もこなす


おまけに顔も性格も頭もめちゃめちゃいい


エミ兄は私の自慢のたった1人の家族


クソ親は2年前に事故で死んだ


アイツらは完璧主義で失敗したら即暴力


世話してくれたのもだいたいエミ兄だったし


死んだとき悲しいなんて思わなかった


少し嬉しいとさえ思ったほどだ


親戚どもも遺産目当てでうちに来ないかとか誘ってきたけど全部断った


だってエミ兄いるし


汚ねぇ大人と暮らしたくねぇし


ってなわけで今はエミ兄と2人で暮らしている


『ごちそうさん！着替えて来るわ！』


em「ん。」


でも


そんなエミ兄にも


言えないことがあるんだよなぁ＿＿＿＿＿

もう慣れたねこの生活〜→←多分使うと思う設定！

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