33話 キャラは定着 ページ33
・
「だから、退学したいんです。
受理してください」
「そうは言ってもねえ…君、入試ギリギリで合格してきたけど入学してから成績は中の上にはいるんだし
辞めて私立の宗教学校に行っても将来性としては退学しない方がいいんと思うんだけどねえ…」
前の学校に二日間連続、放課後に校長室に
来ている。
担任のハンコが押され、あとは校長のハンコが押されれば退学できるというのにここの校長は二日間も同じことしか言わない
将来性って、私は表向き私立の宗教学校行った方が
あるんだけど
「それでも退学したいんです
お願いします、ハンコを押してください」
「あー、ごめんね、これから会議だから。
それじゃあ明日からはちゃんと登校するように!」
校長は席を立ち、校長室から
姿を消した
一人置き去りにされ、ぼそりと本音を呟く
「……うざ」
絶対に登校しない
・
・
呪術高専____
「あれはまた今日も負けてきたな」
「めちゃくちゃ機嫌悪そう…っていうか悪いな」
「近づいたら回し蹴りされそうね、近づかないで
おきましょ」
四人しかいない教室で隅の方でヒソヒソ話されても
全部聞こえてるんだけど
座っている椅子の向きを変え、教室の後ろの隅にいる
三人の方を見る
「…機嫌悪いのは否定しないけど、近づいてきても回し蹴りしない。それよりなんで私が回し蹴りキャラになってるの」
「だって初対面で回し蹴りするの見たら、なあ?」
「「うん」」
悠仁が二人に同意を求めると、二人とも
瞬時に縦に頷いた
野薔薇と恵まで…!?
もうこれは駄目だ、と思い深い溜息を吐く
まあ、今はこの話題を深掘りする必要はない
「もうこの際、退学するために最終手段使うしか
ないか…」
「え、校長に回し蹴りすんの!?」
「そうだろうな」
「間違いないわね」
「あんたら私のことなんだと思ってるの」
・
作者から
シリアス展開前にこういう日常のようなものを
書きたかったので今回こんな感じです
次回からは夢主退学受理の話と原作の少年院の任務
のお話です
-夢主について質問がありました-
・夢主は三級程度までなら余裕で祓えます(マンションの時は数が多すぎる+住人を守る+負傷のため手こずってました)
余談ですが、五条先生と○○○になる夢小説を書きたいと思ってます。投稿するかは不明です。私が考えている設定や内容の小説があれば作らないためです。
○にしているのはあえて、です。
34話 「高校生、ですから」→←32話 『その日は楽しかった』
1140人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えむむ(プロフ) - あいりさん» あいりさんはじめまして!コメントありがとうございます!!そう言って頂けるととても嬉しいです!頑張ります! (2020年11月28日 21時) (レス) id: 2134a4f440 (このIDを非表示/違反報告)
えむむ(プロフ) - さわりにゃんこさん» さわりにゃんこさんコメントありがとうございます!!本当ですか!嬉しいです、、、そうですね!私も一年ズ、二年ズに夢主を絡ませたいです! (2020年11月28日 21時) (レス) id: 2134a4f440 (このIDを非表示/違反報告)
えむむ(プロフ) - シノンさん» シノンさんコメントありがとうございます!そう言って頂けるとモチベが上がります!更新頑張ります! (2020年11月28日 21時) (レス) id: 2134a4f440 (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - 初めまして!いつも通知がきて嬉しく読んでます!!勧誘成功してからのお話もとっても読みたいです!! (2020年11月28日 18時) (レス) id: 209cc63d47 (このIDを非表示/違反報告)
さわりにゃんこ(プロフ) - いつも通知が来るたびワクワクしながら読んでます。続編は読んでみたいですね!五条先生との絡みもですが1年ズ以外にも2年ズとかとの絡みも気になるので! (2020年11月28日 18時) (レス) id: a346737382 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:えむむ | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2020年11月23日 19時