転 入 勧 誘 されてます【呪術廻戦】

24話　忘れ物 ページ24

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次の日＿＿＿＿


昨日五条さんに勝手にカスタムされた
制服に袖を通す

上は普通なのに下のスカートが右足だけぱっかりと開いているため違和感しかない

長い靴下履いたら暑いし…素足を出すしかない…
と思いながら部屋から出て外に向かう




「あ、透見！おはよ！もう怪我大丈夫そうだな」

「あ…虎杖さん、おはよう。うん、大丈夫」

廊下を歩いている途中で虎杖さんに会った
初対面の時から思ってたけど、フレンドリーな
感じな人…

「呼び捨てでいいって！同い年なんだし」

「呼び捨て…じゃあ、悠仁でいい？」

「お、おう？そこは虎杖じゃないんだな！」

「虎杖って呼んだ方がいいの？私、特に男子とはあまりまともに話したことないから距離感よく
分かんないんだけど」

「い、いや透見の呼びやすい方でいいよ！」


あ、そうだ。
まだ少し時間あるし、悠仁に聞きたいこと
今聞こうかな


「てか透見、制服間に合ったんだな！」

「ああ…うん」

あ、聞くタイミング逃した…まあ別にいいか




「なんか回し蹴りしやすそッ⁉」

最後の言葉を言い切る前に、悠仁の首元に
あと少しで当たる具合で回し蹴りをしてしまった

「…あ、ご、ごめん…つい…」

「だ、大丈夫大丈夫！ちょっとびくっただけだから！てか今日用事あるんだろ？いってらっしゃい！」

「う、うん…いってきます…？」


しまった…五条さんと同じこと言うからつい
気が立ってしまった…

ていうか私、回し蹴りキャラと思われてるの？
いや何回し蹴りキャラって…悠仁は初対面の時
一回だけなのに



「A〜！おっはよー今から出るの？」

「五条さ……先生。おはようございます。そうです」

「親戚の人たちから何言われるか気にしてる？
てか昨日何か言われた？」

「いえ、大丈夫です。
それに、何か言われたら言い返しますから」


「そ、なら良かった。
ていうか先生って慣れないな〜そうだ！いっそのこと
"悟先生"って呼ばない？」

「呼びません。
じゃあ五条…先生、失礼します」

と会釈して外に向かう


…そういえば、なんで転入したのに
まだあんなに絡んでくるんだろう。

野薔薇たちにもあんな感じに絡んでいるのなら
納得するけど多分そうだろう。



「あ！待ってA、忘れ物」

五条さんが私を呼び止め手のひらに昨日起きたら
つけられていた眼帯を置かれる。

「怪我してませんけど」

「ほら、変な男が寄って来ないように！」

「…？はあ…手遅れな気がしますけど」

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