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7-天才科学者2(夢主) ページ8

*



「え………、空助さん……!?」


振り返った空助さんは、髪を後ろに束ねていた。
その姿もかっこいいな…と不覚にも思ってしまった。


「あれ、君は…」

「先生、わしの孫と知り合いかの?」

「…あぁ、お孫さんなんだ。…ちょっと、二人で話がしたいから、少し席を外してもらってもいいかな?」


おじいちゃんが渋々席を外す。


「…それで、何の用?」

「あの…、この町がここまで変わったのって…本当に空助さんが一人で…?」

「うん、僕一人だよ」

「え、じゃあそこらへんにいるロボットとかも…!?」

「うん、僕が作ったものだよ」

「す、すごい………」


本当に頭がいいんだ……ていうか一人でって、ほとんど天才なのでは……。

って、そうじゃない!!


「…何を、企んでいるんですか」


空助さんは少し驚いたように目を見開いたあと、笑い出した。


「ははっ、何も企んでなんかいないよ。
困っているお年寄りがいれば、助けたくなるのは当然でしょ?それを繰り返していたら、いつの間にかこうなってたんだよね〜」


空助さんはことの経緯を説明してくれた。
確かに話を聞くと、やっていたのは人助けのようだ。

それにしても、パワードスーツにヒューマノイド、若返りマシン……どれもこれも夢のような話だ。
全て空助さんが一人で作ったと言うなら……タイムマシンとかも作れるのではないか…?


「その顔、タイムマシンも作れるんじゃないかって思ってる?多分だけど、それくらいなら作れると思うよ」


超能力者か!?ていうか、それくらいって…


「…本当に、天才なんですね」

「…天才?違うよ、僕はただの凡人さ。本当の天才は…、って、まぁいいか。こんな話は。それより、用はそれだけ?」


それだけなら…、と空助さんが続けようとした時、私は思い切って言った。


「どうやって…作ったんですか!?」


私は目を輝かせる。
普通に興味があった。こんな色んなもの、一人で作るなんて。



*

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設定タグ:斉木楠雄のΨ難 , 斉木空助 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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レナ(プロフ) - いろはさん» 最高の作品だなんて、嬉しい…!!空助さん良いですよね…!空助の可愛さとかかっこよさを上手く表現出来ていたなら良かったです…(*´ω`*) (2020年10月14日 21時) (レス) id: 2e745625de (このIDを非表示/違反報告)
いろは - 空助めっちゃ好き...!可愛くてかっこよくて、最高の作品ですッッッッッ (2020年9月26日 13時) (レス) id: 783a9cd7e8 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - アイスあるさん» ありがとうございます!!嬉しいです!頑張りますね!! (2020年4月30日 9時) (レス) id: 2e745625de (このIDを非表示/違反報告)
アイスある - 面白いです!更新頑張ってください!! (2020年4月29日 16時) (レス) id: 38b2fa8d4e (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 玲楓(れいふう)さん» 空助さん推しだったんですね…!!期待通りのものが作れるか不安ですが、頑張りますね!!! (2020年4月15日 15時) (レス) id: 2e745625de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レナ | 作成日時:2020年4月14日 5時

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