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3-斉木空助という男(夢主) ページ4

*



次の日、私達は空助さんの部屋に呼び出された。

ちなみに斉木くんはいない。
ぐっすり眠って、今はシャワーを浴びているところだ。

何を言われるのかと思えば、燃堂くんがいきなり「お前の母ちゃんでべそ」と言われて酷く落ち込んでしまった。

え、何…?
ていうか落ち込みすぎでは?

あっ、やばい、目が合った、そう思った瞬間、空助さんの目がすっと細められた。


「君さ……、僕のこと、ちょっといいなって思ってるでしょ」


え!!!!は!!!????うん!????
えっと、ごめん、なんて????

いやうん、まあ、、、、ちょっとはかっこいいなとか、モテるんだろうな、とか思ってはいたけど…


「残念だけど僕、他の人間のこと、猿程度にしか思えないんだよね」


…………は?


「もちろん1部を除いて、だけど。だから君を好きになることはないよ」

「………」

「ああごめんね、君が悪いっていうわけじゃないんだ。僕にとっては皆同じようなものだから。君だって猿と恋愛なんか、出来ないでしょ?」


「だから、諦めて」そう続ける空助さんに、

私は…………………キレた。


「はぁああ!?何様なんですか!?随分と上から目線ですね!!
ちょっと見た目が良くて頭が良いからって、他人のこと見下しすぎじゃないですか!?こっちこそ願い下げですよ!!!!」


ぽかんとした顔で私を見たあと、空助さんは笑いだした。


「あはははは!君って面白いね」


私と空助さんの会話はそこで終了した。

その後は海藤くんと話を始め、海藤くんが涙ぐんできたところでシャワーを済ませた楠雄くんが入ってきた。

どうやら私たちは空助さんの憂さ晴らしに付き合わされたようだ。


その日の午後の便の飛行機で私達は帰った。


ていうか本当に、何だったんだ…………。



*

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設定タグ:斉木楠雄のΨ難 , 斉木空助 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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レナ(プロフ) - いろはさん» 最高の作品だなんて、嬉しい…!!空助さん良いですよね…!空助の可愛さとかかっこよさを上手く表現出来ていたなら良かったです…(*´ω`*) (2020年10月14日 21時) (レス) id: 2e745625de (このIDを非表示/違反報告)
いろは - 空助めっちゃ好き...!可愛くてかっこよくて、最高の作品ですッッッッッ (2020年9月26日 13時) (レス) id: 783a9cd7e8 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - アイスあるさん» ありがとうございます!!嬉しいです!頑張りますね!! (2020年4月30日 9時) (レス) id: 2e745625de (このIDを非表示/違反報告)
アイスある - 面白いです!更新頑張ってください!! (2020年4月29日 16時) (レス) id: 38b2fa8d4e (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 玲楓(れいふう)さん» 空助さん推しだったんですね…!!期待通りのものが作れるか不安ですが、頑張りますね!!! (2020年4月15日 15時) (レス) id: 2e745625de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レナ | 作成日時:2020年4月14日 5時

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