4 ページ7
廉side
部屋で1人で待つのは寂しいから、廊下に出て階段の途中で座って優太が戻って来るのを待つ。
――ガチャ
廉「あっ、優太...！」
優太が戻ってきて、すぐ駆け寄って抱き着いた。
岸「おっと...どうした？階段のとこで待ってたの？」
廉「ｸﾞｽｯ...優太がおらんと...嫌や、、ｸﾞｽｯ」
岸「そっか...今、マネさんに..廉『その話嫌や...聞きたくない...』
岸「そっか、ごめんな。あ、お腹空いてない？ご飯あるから食べよう？」
廉「離れたくない...」
岸「俺も一緒にいるから大丈夫。ほら、ご飯食べよう」
廉「手、繋いでや...」
岸「はい、いいよ」
優太が差し出してくれた手に自分の手を重ねた。
岸くんに手を引かれてリビングに入った。
テーブルには俺の大好きな白米、そして美味しそうなおかず。
岸「廉、ご飯お代わりしていいから。沢山食べろよ」
廉「うん...隣座って？」
岸「何か、今日の廉は甘えんぼだな笑 隣座るから大丈夫」
椅子に座ると約束通り俺の隣に優太が座ってくれた。
いただきますして、ご飯を口に運ぶ。
岸「どう？」
廉「美味しい」
岸「よかったな」
特に何か話すわけでもなく、黙々と俺はご飯を食べる。
そんな俺を、優太は何も言わずただ隣にいてくれる。
やっぱ、俺にとっても優太は精神安定剤や。
すごい安心する。
ご飯食べ終わって、のんびりタイムの時もずっと優太の隣。
もう距離感ゼロの状態で、ベッタリくっついてる。
優太の膝の上に乗りたいなーって思ったら、優太の膝の上に頭乗せて、
優太の胸に顔埋めたいなーって思ったら優太の胸にくっつくし。
どんなことしても怒らず受け止めてくれる。
それが、凄く嬉しいんだ。
幸せな時間だったのに、優太に届いたメールで終わりが来た。
岸「ごめん、廉。仕事行かなきゃ」
廉「もう俺の隣...いなくなる、、？」
岸「ほんとごめんな？でも、神宮寺帰ってくるから！な？それまで待ってて？」
廉「嫌や...」
岸「廉ならできるよ？俺、信じてるから。な？」
廉「...終わったらすぐ帰ってきてや...」
岸「うん、秒で帰ってくるから！じゃ、待ってろよ？」
廉「...おん」
優太は2階に行って準備して、階段を素早く降りて最後に俺に挨拶して出て行っちゃった。
廉「1人...嫌や...」
神宮寺いつ帰ってくるん...？
もう嫌や...
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 246人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆっぴー - 廉くんの利き手利き足の怪我で紫耀くんの世話してる内容が見たいです｡廉くんの甘えた発動して欲しいです｡ (2021年7月27日 12時) (
レス) id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - じくねこさん» 読んでみてください！ (2020年9月8日 19時) (レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
じくねこ - ハイマた読んでみます (2020年9月8日 16時) (レス) id: 1083519e52 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - はるきさん» 本当にすいません。今まで応援して下さりありがとうございます。リクエストもくれて、とても嬉しかったです。本当に今までありがとうございました！ (2020年9月8日 8時) (レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - このみさん» お知らせ読みました。まさか予想外でした。このシリーズがもう終わるなんて言うことに。このみさんが決めたことなら仕方ありません。今までお疲れ様です。それでも8章まで続いたのはすごいです。ホントによく頑張りました。これからは別の作品の更新を頑張ってください (2020年9月7日 23時) (レス) id: a18184d9a6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：このみ | 作成日時：2020年6月14日 0時
