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紫耀side
――ガッシャーンｯ
吹き飛ばされたと同時に、何かが落ちる大きな音が聞こえた。
その音が聞こえた方に視線を動かすと、
廉は照明の器具の下敷きになっていた。
神「廉っ...嘘だろ...」
紫耀「何で...ｯ」
廉は、頭から血を流してた。
ス「永瀬さんっ！救急車呼びますね！」
紫耀「廉...廉っ！起きろよっ！」
俺は廉の元に駆け寄り、声をかけた。
海人「ねぇ、廉っ！廉、目開けてっ！」
玄樹「廉っ！お願い、目開けてよっ！」
岸「おい、廉っ！！」
俺だけじゃなく、みんな廉に声をかける。
なのに、廉の目は閉じたまま...
ス「救急車、あと5分で来ますから！」
岸「廉、頑張れよっ...頑張れっ」
さっきまであんな皆で笑って楽しかったのに...
紫耀「廉...死なないでっ...」
気づいたらそんな言葉を廉に言ってた。
神「紫耀、そんなこと言うな...廉が死ぬわけないんだからっ...」
紫耀「だってっ...」
こんな頭からたくさん血流して、目つぶって...ビクともしない。
もしかしたら...って、考えちゃいけないのは分かってるけど、どうしても考えちゃう..
玄樹「紫耀、大丈夫だから。大丈夫、廉は...死なないよ」
玄樹に肩を抱きしめられ、不安な気持ちが少しずつ落ち着いた。
やがて救急隊員が来て、スタッフと一緒に廉の体の上に乗ってる大きな照明器具をどかした。
救「これからすぐ大きな病院に運びます！誰か同乗者1名お願いします！」
岸「あ、俺がっ...紫耀『俺が行きます』紫耀...」
岸くんの言葉を遮って、手を挙げて言った。
神「紫耀、行けるの？」
紫耀「うん...廉はきっと、俺を庇った。庇って、自分の命を犠牲にしようとした...。廉が体を張って守ってくれたんだから、今度は俺が守りたい。...廉のそばにいたい」
玄樹「...じゃあ、行っといで。俺らはマネさんの車で行くから。ね？」
岸「何かあったらすぐ電話してこいよ」
紫耀「分かった、行ってくる」
廉は担架に乗せられ、俺と一緒にスタジオを出た。
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ゆっぴー - 廉くんの利き手利き足の怪我で紫耀くんの世話してる内容が見たいです｡廉くんの甘えた発動して欲しいです｡ (2021年7月27日 12時) (
レス) id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - じくねこさん» 読んでみてください！ (2020年9月8日 19時) (レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
じくねこ - ハイマた読んでみます (2020年9月8日 16時) (レス) id: 1083519e52 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - はるきさん» 本当にすいません。今まで応援して下さりありがとうございます。リクエストもくれて、とても嬉しかったです。本当に今までありがとうございました！ (2020年9月8日 8時) (レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - このみさん» お知らせ読みました。まさか予想外でした。このシリーズがもう終わるなんて言うことに。このみさんが決めたことなら仕方ありません。今までお疲れ様です。それでも8章まで続いたのはすごいです。ホントによく頑張りました。これからは別の作品の更新を頑張ってください (2020年9月7日 23時) (レス) id: a18184d9a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2020年6月14日 0時
