【twst】 TIME OVER -第一節-Ⅱ【逆トリップ】【男夢主】 (ページ5)

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信頼シークレット！！📚 ページ5

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重い体を無理矢理持ち上げてベットから起き上がる。
もう日は暮れていてもう夕方かと俺は思う。

『明日には国の祭りがある。』

その警備に当たる兵に挨拶しにいかないとな。それとその次の日には魔法陣の確認もしに行かなくては……と思ったが、寝る前にリユに言われたことを思い出した。

『……アイツを頼ってみるか』

1人では気づけない事や出来ないことだって人数が増えれば犠牲は増えてもやれることは増える。それに、人は1人では生きられないという言葉があるように、俺等は助け合って生きていかないとならない。

I「どうした？いきなり呼んで。」
『すまない、俺の仕事を手伝ってもらえないか。』
I「ははっ、今更？いいよ。手伝う。」

そう言ってベンは俺が持っている資料を手に取る。

『それとなんだが……』
I「なんか吹っ切れた感じだな。なんかあったのか？」

そのベンの言葉に俺は笑う。

『あぁ、少し……な。』

本当、俺もいい友達に恵まれたんだな、と思ったんだよというとベンは、当たり前だろ、と自信満々に俺に言った。

～

式典は成功とは思えないが避難した人もいるらしい。だが、この国に残る人もいる。
貴方は1人ではない、と言われているような気がして少し安心した。

「A先輩！」
エ「あ、Aさん。お疲れさま～。」
『ハーツラビュルはここと調理室好きだなぁ……』

俺は賭場によってみると、ハーツラビュルのメンバーがトランプをしている所だった。

デ「そういえばレオナ先輩がチェス盤持ち出してましたけど……」
『あぁそれは許可出してるからいいよ。チップじゃなきゃトランプとかも部屋に持って行っても構わないよ。』
エ「お、じゃあトランプ部屋に持って行ってやろうぜ。」
「あんまり遅くならないようにしろよ～。」

そう言ってエースとデュースは出ていく。

『ユウは行かないのか。』
「今日、式典したんだって聞きました。」
『まぁな。月1でしてるからな。』
「……何で……何か隠してますよね。」

本当、こういう所だけ鋭いんだよなぁ……だからと言って戦争が悪化したとは言えないか……

『お前は”ジャンヌダルク”って知ってるか』
「ジャンヌダルク……？」
『ジャンヌ・ラ・ピュセル。カトリック教会における聖人でもあり、「オルレアンの乙女」とも呼ばれる人物の事だ。』

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