【twst】 TIME OVER -第一節-Ⅱ【逆トリップ】【男夢主】 (ページ22)

今日:27 hit、昨日:27 hit、合計:1,365 hit

理由リアンコネーション！！📚 ページ22

Aside.

とりあえず皆の好き嫌いを聞いて紅茶やお菓子を出して少ししたときだった。
1年生のスペードのトランプ兵……デュースが話を切り出したのが始まりだった。

デュ「そういえばなんですけど……Aさん達ってどうやってここに来たんですか？」
I「ん？どーゆーことや？」
デュ「いや……僕たちはあの実験でここに来たけど、Aさんやユウの所は魔法が無い世界だって聞いたので……」

すみません、変な事聞いて……。とデュースくんが言う。
俺たちは全員目を合わせて笑ってしまった。

U「うふふ、ごめんなさいね。あの時を思い出しちゃって。」
リリ「あの時とは？」
『おい、言うんじゃねーぞ。』←
U「あらあら。」←

なんか嫌な予感がしたから俺はリユを止める。コイツ見た目の割にグ〇いのとか裏切り系大好きだからな？あとナチュサイ。←

『まあキッカケはユウの言葉だろうな。』
「え、私なんか言いましたっけ？」
『言った言った。めちゃくちゃ言ってたな。』
「え何々怖い怖い怖い……！！」
『そんな怖がることないだろ……お前が言ったんだろ。”魔法やらが使える世界に行ってみたい”ってさ。』

～

その言葉から始まって軽く俺等の過去を話していった。

ジェ「つまり……ここにいたのはユウさんを待つ為だったんですね。」
『まぁ此奴がじっとして待ってる訳がないだろうっていう仮定だがな。』
「先輩酷い……」

ごめんよ、と言いながら俺はユウの頭を撫でる。此奴の頭を撫でるのも久しぶりだなとしみじみ思ってしまい、俺は気を紛らわすように思いっきり撫でた。

「でも……すみません。やっぱり私のせいだったんですね。私があの機械起動したのが……」
『あー……んなわけねーだろ。俺が作ろうとしたのが悪いし開けっ放しにしてたのも俺だろうが。お前じゃない人も巻き込まれかけたのも……な。』

だから泣くなよ。お前は何も悪くないだろ。と言う代わりに俺は乱雑にユウの頭を撫でた。

「痛い痛い！先輩痛いってば！！」
『……わりぃ。』
I「本当にAは変わんねぇなぁ……気紛らわせる時に手が無性に動かしたくなるの。」

知ってんから止めろ、アホが。と俺はデコピンをベンに食らわす。

『でもここに来て良かったかもな。実際事故ではあるものの再会することが出来たし、俺の知らないものも疑問もここで晴れたからな。』

その面に関してはここの世界にいたのは幸運とも捉えられるのだろう。