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「はい、お疲れ。」
肩で息をして崩れ落ちてる俺の真上で拍手喝采。
「子供たち大喜びしてたで。」
「そりゃ……よかったっす。」
「トナカイが怖い。って、泣いていた子もおったけどな。」
「次回は噛むことが出来るように作り変えてください。致命的部分掴んできた子供には噛みついてやりたいんで。」
俺の大事な部分にパンチを食らわせた高学年男子……覚えておけ。
肥満サンタの重さも何とかしてくれ、腰に来る。
「着替えるんやろ？」
「このまま作業なんて愉快なパーティー帰りの男にはなりたくないんで着替えさせてください。」
「持って帰るか？」
「そういうプレイも好みじゃないです!!!」
「そうなのか？」
……フェアリーさん真顔で返すのっていじめ？
この手のプレイはきっとヤスが好きな気がする……勝手な予想だけど。トナカイの被り物脱いだらむっちゃ汗かいてるって冬なのにおかしいですけど。
見るからにサウナ出てきた人ですよ、これ。
「シャワーなら貸すで？患者さん用でええか？」
「貸してください、汗臭いの限界。」
「風邪ひかんようにな。」
そうやった……俺……それこの後、仕事やん。汗臭いしか考えられない中、看護師さんからスペシャルお泊りセットというアイテムをもらい子供にばれないようにダッシュで患者さん付き添い用のシャワールームに入って全身タイツを脱いでいく。
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2020年11月17日 16時
