空気公爵令嬢は紫の皇子に捕まった【すとpr】【紫】

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ななもりside

さところの笑い声が聞こえた
するとバンッとドアが開いた

ころん「なーくん!!コイツ最高です!!!!」

さとみ「ヤバいぐらいツボる!!!!!!」

『それ報告になってないからね?』

ころん「空気女ことミコト・リカルド・スカーレットを連れてきましたwww」

『笑っちゃダメなことね??』

リズム良くボケツッコミをやる彼ら

ななもり「ありがとう。なんでツボってんの?」

俺はさっきから疑問に思ってることを聞いた

さとみ「なんでお前はクルクルやってないんだ?」

『誰がめんどくさいことやんなきゃならないの?』(真顔)

ころん「ひゃーっwwwwwwwww」

さとみ「もう無理wwwwww」

あぁ、そういうことね。
さところのツボに入ったんだ

るぅと「にしてもリカルド家って言ったら数年1人は光の魔法を持つ子供がいると有名ですけど」

莉犬「もしかしたらミコト様が聖女様なのかも知れない」

ななもり「そうだね。ミコト様、俺の手を握ってくれませんか?」

彼女が本当の聖女様ならば…

『?はい』

さところは未だに爆笑してるけどジェルくんに任せた

ななもり「手袋も外せれませんか?」

何時もなんで手袋してるのか気になっていた

『分かりました』

彼女は手袋を外し俺の手を握ってくれた

ななもり「なっ…!?!?」

ビリビリと俺の体に入ってくる魔法
思わず手を離してしまった

莉犬「なーくん…?」

ななもり「聖女様、この国を救ってください。」

俺がそう言えば周りが驚いていた

るぅと「えっ?聖女様!?!?」

さとみ「マジで?」

ころん「アホそうな顔してんのに聖女様!?」

『だからディスってんじゃねーよ』

手袋をしてた理由も、分かった。
手を握っただけで光の魔法の持ち主だと分かってしまうから、それも…かなり強かった。

ななもり「マジだよ。かなり強い。まだコントロールも出来てないみたい」

ジェル「何時暴れ出すか…不安だな」

ななもり「そう。だから彼女をここに置きたい」

『え?』

周りは唖然としていた

るぅと「聖女様だからですか?」

ななもり「いいや。俺の婚約者になってもらう」

るぅと「はい??」

莉犬「え、今まで見つけれなかったのに?」

そう、だけどミコト様なら愛せれると思った。

ななもり「深紫色の長いストレート髪、身長も俺とほぼ同じ、ボケツッコミ良し、着飾らない令嬢…俺好みっしょ。」

この人といたら楽しい人生を送れそうだと思った

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