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26話 ページ26

――おん、
し――。
しおん――。

「紫苑!!」

ぼやけた視界に映る赤と、青。

「紫苑、僕が誰か分かりますか……?」

そう叫ぶ誰か。
ここは、どこだろう。
紫苑……?

「――ああ」

そうだ。そうだった、私は、

「……むく、ろ」
「! ……はい」

安堵のため息と微笑み。
目の前の彼は六道骸で、ここはエストラーネオファミリーの基地で、私は、

「……、」

手を握り締める。上手く力が入らない。

「紫苑?」
「何でもない。……それより、早くここから出なくちゃ……」

状況は分かっている。やっと、ここから出られるのだ。
そういえば、原作はここからがスタートなのかな。

数日、いや、数ヶ月は経ったのだろう。
彼の顔から、少しだけ少年らしさが無くなっているのを見て、大分時間がたったのだろうと考える。

身体に力が入らない。立とうとしても足が震えてしまう。
数ヶ月動かないだけでこんなにも筋力は落ちるものなのか。

「……紫苑、少し失礼します」

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- いえいえー当然の事を言っただけですー喜んで貰えて光栄ですよー それと、音域を広げる練習、頑張ってくださいー諦めずに頑張れば報われるはずですからねー ふむ、来月ですかーコトハ@白亜さんの小説は奥が深いのでーワクワクしますねー楽しみにしてますー (2015年8月21日 12時) (レス) id: 7c8a29757a (このIDを非表示/違反報告)
コトハ@白亜(プロフ) - 杏さん» 返信ありがとうございます。そう言っていただけると作ってよかったと思えます…ありがとうございます。なるほど、その方法がありましたね…早速試してみようと思います。アドバイスありがとうございます。せめて再来月までに公開できるよう頑張ります…! (2015年8月20日 18時) (レス) id: 5c05607229 (このIDを非表示/違反報告)
- 大丈夫ですー、ミーも返信遅くなってすみませんー 気に入った作品にコメントするなんて当たり前じゃあないですかー 音域が狭い、ですかーピアノで音を取ると結構出やすいですよーあとは、歌いたい曲を練習してー音域を広げるのもいいと思いますー 続編、待ってまーす (2015年8月20日 15時) (レス) id: 7c8a29757a (このIDを非表示/違反報告)
コトハ@白亜(プロフ) - 杏さん» 返信ありがとうございます、遅くなってすみません!わわ、続編までコメントいただけるんですか…ありがとうございます!嬉しいです!音痴というか出せる音域が狭いんですよね…なので歌が上手い人羨ましいのです… (2015年8月19日 0時) (レス) id: 5c05607229 (このIDを非表示/違反報告)
- はいー、頑張って下さいー続編出来るまで此処を見に来たりしましょうかねー 一番に作品を見に行ってコメントしたいですー…音痴?そんなのカラオケが悪いんですー声の質は様々じゃないですかー (2015年8月17日 11時) (レス) id: 81089b7519 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コトハ | 作者ホームページ:   
作成日時:2014年6月13日 17時

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