完全リクエスト 短編小説２

山田くん ページ19

山田side


翌日、知念との撮影。

病気のせいかやる気が起きない。
知念には風邪としか伝えてないからだるいからってことにしとこう……

ごめんな、知念


控え室に入るとぐっすり寝てる知念がいた。

スプラウトの撮影忙しいもんね……

山田「お疲れ様、知念」

小声で寝てる知念に話しかけ上着をかける。

いつもならダンスの確認とかするんだけど今日はなにもやる気になれない。


いろーんな事を考えてたらスタッフさんが来た。


スタッフ「そろそろ時間なのでお願いします」
山田「はーい」

だるそうに返事をした。

とりあえず知念を起こさないと……

山田「知念？知念？そろそろ時間だよ？」
知念「ん……」


寝起きの知念を連れて撮影に行く。







撮影を終えた知念は何かを思い出したようで
知念「あっ！そういえば！！」

と叫び出した。

山田「どーした？」
知念「涼介具合い大丈夫なの！？」


ﾋﾞｸｯ……

まさかここで来るか……

山田「だ、大丈夫だよ？」
知念「ならいいけど無理しないでね？」

山田「お、おぅ」


知念「じゃあ僕このあとスプラウトの撮影あるから！」
山田「じゃーね！頑張れよ！」
知念「ありがと！気を付けて帰ってね！」



知念は楽屋に戻った。


俺は家に帰ってのんびりしていた。

明日はJUMPの新曲のダンスレッスンかー……

山田「めんどー」

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