今日:15 hit、昨日:1 hit、合計:16,586 hit
小｜中｜大
19. ページ19
・
「ただいま」
母「おかえりなさい。A、そこ座って」
「はい。」
冷静風にいても何されるかわからなくて怖くて
手が微かに震えた
母「進路真剣に決めてるの??」
「……」
母「聞こえてんだろ、返事は」
「はい」
母「どこ大学へ行って何になりたいの」
「…」
母「返事はつってんだよ」
ﾊﾟｧﾝっと静かな部屋に響く私を叩く音
痛みや悲しみさえ感じなくなって
「…〇〇大学に行って医者になりたいです」
思ってもないことを口にすると
母は満足そうに椅子をたち台所の方へ向かっていった
モデルになりたい、って親に言えたらどれだけ気が楽だろう
今日は一段と機嫌の悪い母
母「ご飯」
「はい」
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 35人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：理 | 作成日時：2019年5月28日 22時
