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淳「A〜見てきたか」
「おん」
淳「履歴書送らな」
「親には・・・」
淳「親に言ってへんの？」
「はい」
淳「今日、放課後空いてる??ちょっと話そか」
「はい。」
・
「ん、そいえば大毅はどうするの？」
『わからん』
「……え？」
『親父の会社次ぐかもな』
「やりたいことないの？」
『特に』
「ふーん」
私たちは二人で話しすぎて初めの時こそ色んな噂を立てられてたけど
最近となってはもう安定夫婦的な感じで知れ渡ってる
別にどー思われててもええんやけどね
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈放課後
淳「事情、あるんやろ？」
私しかいない教室に静かに入ってきた淳太先生
「はい」
淳「話してもらってもええかな」
「はい。_______」
私が、
家で両親とコミュニケーションがとれていないこと
医者になれと言われ続けていること
成績が少しでも落ちると暴力を振るわれる時もあること
だからモデルになりたいと素直に両親に伝えられない事
などを伝えると、私の目を見て頷きながら話を真剣に聞いてくれた
淳「……そか。」
「…」
淳「でも、Aは自分の夢を叶えたいやんな」
「はい」
淳「じゃあその夢を叶えるしかないやろ」
「両親は…」
淳「言わんでもええやん、俺が校長に話つけとくから。活躍して親見返したり。私でもこんなことができるんやって」
「…はい(泣)」
淳「泣かんの、ほら帰るで」
「ありがとうございますっ(泣)」
ずずずっと鼻をすすりながら教室を出ると大毅がおった
『帰るで』
「っ待っててくれたん」
『たまたまや』
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作者名：理 | 作成日時：2019年5月28日 22時
