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no-side
彼女はいつも“私”と言っていた
なのに、“うち”といった
焦「ちがっ、」
『何が違う？さっきそういっただろ？
自分の言った事覚えてねぇんか？
巫山戯んなよ……マジで』
ビリビリっと肌で感じる“何か”
その“何か”を感知すると、体が動かない
呼吸も浅くなる
律「Aさんっ、抑えて下さい！！」
スマホが喋る
ブルブルと振動して警告してくる
『あーごめん律
いまは無理』
律「Aさ──」
ブチッ
とスマホの電源を切った
『……私はさ、轟君と一緒に楽しく喋りながらご飯を食べたかった
けど、轟は違ったんだな
態々スマホをクラスの奴らと繋げて私の“仕事”内容を聞こうとすんだもんなぁ？
私とご飯食べたのはそれを聞くためだろ？』
同じ苗字の筈なのに
兄妹の筈なのに
“轟”と呼ぶ彼女は
今までのAとは“何か”が違う
まるで、前から他人だったかのように
焦「違え！」
『何が違う？
轟のスマホ見れば直ぐに分かるよ？
嘘つかなくて良いよ
てかさ、さっきの言葉をクラスの奴ら全員の言葉って受け取っても良いか？
まぁ駄目っつっても私はそう受け取るけどな
んじゃあ、さっきの言葉の返信をするよ』
にこりと笑う彼女
だが、纏う空気が殺気で満ちている
『確かにね、“こっち”に来てからは軽く勉強するだけで勉強は余裕だよ
でもよ、“あっち”にいた時は死ぬんじゃないか、頭が割れるんじゃないかってくれぇ勉強したんだよ
まぁ知らねぇもんな？
だって[見てねぇ]もんなぁ”！？
見てねぇ癖に、知らねぇ癖によ……
何っっにも知らねぇ癖に！何っにも見てねぇ癖に偉そぉーな事言ってんじゃねぇぞ？！
私の“努力”知らねぇ癖に“何もしてねぇ”とか言うんじゃねぇよ！！』
天「Aっ…！！」
波「Aちゃん！！」
通「Aさんっ！」
相「……A、落ち着け」
根「Aさん、落ち着いて」
『……環、ねじれちゃん、ミリオ…
それに、担任と校長
ごめんなさいね。いまはれーせーに聞けねぇや
れーせーになったら説教聞くんで
、
、
で、あー、何だっけ？
あ、そうそう私が“何もしてねぇ”のにヒーローになれたかって？
ははっ……気になる？
私の個性だよ
それと、私も“ヒーロー”になりたかったから』
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焔(プロフ) - リィさん» あ！！！それだ！！！アレにしようかしら！？！！(します) (2021年11月1日 18時) (
レス) id: 5807d3d23e (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - 書き忘れ〜代案と言っちゃなんだけど虹彩認証にしてはいかがですか？目の中のアレですアレ！（どれ） (2021年11月1日 17時) (レス) @page8 id: 3d8772a864 (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - 声認証はやめたほうがいいと思う…風邪引いたらもうアウト…めちゃ面白くて大好きです！結構楽しみにして待ってます！！！更新頑張ってください！ (2021年11月1日 17時) (レス) @page8 id: 3d8772a864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焔 | 作成日時：2021年10月29日 12時
