こいつらもエグいな ページ5
──数十分後
蘭「あー、だる〜」
竜胆「ったく。兄ちゃん結局最後オレに任せっきりだったじゃん」
『あ、おつかれ』
三途「ンでどうだったんだよ。こいつの部下」
蘭「んーっとな、Aを毒殺して自分が幹部になり代わろうっていう魂胆だったらしい」
竜胆「ホントに理由がくだらなすぎてびっくりした」
『竜胆いつもより辛辣だね…』
まあ、竜胆の言う通り理由クソほどくだらないんだけどさ
てか、ワタシ殺した所であいつが幹部になれる確率は100%なかったと思うけどね
三途「……つーか、Aを殺した所であの部下、幹部にはなれねぇだろ」
『だよね』
鶴蝶「ああ。無理だな」
九井「あの手の実力の持ち主なら他にもいるしな」
─ガチャ
マイキー「A」
『あ、首領』
マイキー「大丈夫だった？」
『うん。全然大丈夫』
マイキー「…そっか。よかった」
首領、心配してくれてたのかな
まあ、普通誰でもするか
『…そうだ。アンタら2人どうやってスクラップしたの？』
竜胆「Aに飲ませようとしてたやつをあいつに飲ませた」
蘭「即効性はなさそうだったけどな」
『…アンタら、量増やしたりしたんでしょ』
蘭「どうだろうな〜？♡」
竜胆「まあな」
いやぁ、こいつらやってそうだなとは思ったけどマジでやってるとは
いくら速効性がないって言っても量増やしたら速まる上、苦しい思いするのが増えるんだよな
あ、そうか。こいつらあえてやってるんだな
エグいなぁ……
三途「…つーか、オマエもよく毒入ってるって分かったな」
『んー、まあ五感がいいんでね。毒の匂いも覚えてるし』
蘭「Aって頭よくなさそうに見えて実際は普通にいいよな」
『ん？』
竜胆「確かに元レディースっていう時点で勉強とかやってなさそうだもんね」
『んー？』
三途「オマエ、どうやって医師免許とったんだよ」
『オマエらさぁ、一回死んでくる？ちょっと』
九井「Aは明らかにオレ達よりは頭いいだろ」
鶴蝶「そうだな」
『いやー、ここにはココと鶴蝶以外ワタシの事貶すやつしかいねぇのかぁ』
マイキー「…オレもそれ含まれてる？」
『あ、首領は別ね。アホ三人衆の事を言ってる』
マイキー「…そっか」
流石に首領がワタシの事貶してるとは思えないし
逆に認めてくれてるもん、首領は
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作者名：紅玲
| 作成日時：2022年5月20日 23時
