式神使いの幼馴染です(呪術廻戦)

京都姉妹校交流会#5 ページ33

パ「楽巌寺学長の指示なら全然あり得る」



野「他人の指図で人を殺すような腑抜けの集まりなの？京都校は」



パ「認識が違うんだよ。一年(オマエら)には悠仁と過ごした日常がある。俺達もさっきわかった。ありゃ善人。術師には珍しい根明だ。でもな、悠仁を知らない奴等からすれば宿儺の器なんて恐怖の対象でしかないんだよ」



パ「呪いを祓うのと感覚的にはそう変わらん。ただでさえ術師っつーのはその辺の境界ボケやすいからなぁ。俺と野薔薇は戻って悠仁の安否を確認する。電波でねぇし。棘とAはこのまま呪霊狩りを続けてくれ」



『いや、こんな状況で呑気に呪霊狩りなんかやってらんないですよ』



狗「おかか」



パ「オマエらも悠仁が心配なのは分かるよ。でも、俺の妄想が正しければ京都校がやろうとしてんのは団体戦のゴタゴタに乗じた悠仁暗殺。団体戦が終われば暗殺もなしだろ」



確かに早く終わらせたもの勝ちか、これは



『そうですね』



野「なるほど」



狗「しゃけ」



パ「真希のこともある。悠仁は殺させないし団体戦にも勝つぞ」



野「当然。あ”〜、ワンコールででろや伏黒ォ。つーか、無線とかブルートゥースイヤホンとか支給されないわけぇ!?」



タタタッ



とりあえず狗巻先輩とはぐれないようにしないとな



……ん？



『狗巻先輩』



狗「ツナ？」(どうしたの？)



『アレ』



狗「……」



ザッザッザッ



『それ、メカの手ですかね？』



狗「しゃけ」(そうだと思う)



『っことは、そのスマホもですかね？』



狗「ツナマヨ」(多分ね)



ん？なんか、狗巻先輩スマホいじり出したぞ



狗「ツナ」(ちょっと待っててね)



『？はい』



三輪「はい、役立たず三輪です」



三輪さん？なんか、自己否定力強ない？



狗「〖眠れ〗」



三「(ドサッ)」



ん？ドサッ？…まさか、寝た？



まあ、狗巻先輩の呪言は電話越しでもかかるよねぇ



なら、寝ても当然か



三「スー、スー、スー、スー」



プツ



ポイ



…おわっ、玉犬一緒に来てたんだ



わしわし



狗「〖戻れ〗」



パシャ



狗巻先輩の術式って何かと有能なんだよなあ



凄いなあ



狗「こんぶ？」(どうしたの？)



『あ、いや。何も無いですよ。先、進みましょう』



狗「？(コクッ)」

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